ヨーグルト菌の種類と効果の違い
ヨーグルト菌の種類を知っていますか。
ヨーグルト菌の種類によって健康や美容効果への違いがあるのでしょうか。
健康・美容効果のあるヨーグルト菌の摂取方法をしっていれば、もっと健康美人になれそうです。
ヨーグルトとは、乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作る発酵食品になります。
ヨーグルトの乳原料を搾乳し利用する動物は、牛・水牛・山羊・羊・馬・ラクダなどの、乳分泌量が多く搾乳がしやすい草食動物になります。
日本国内で販売されたのは明治20年代になります。
「凝乳」の呼び名で整腸剤として販売されています。
1912年の東京では、「ケフィール」という滋養食品が開発されています。
ヨーグルトが一般に普及したのは太平洋戦争後になります。
1950年に明治乳業から発売された「ハネーヨーグルト」がヨーグルトの知名度を普及させました。
初期のヨーグルトは寒天やゼラチンで固められガラス瓶に充填されたハードタイプだったようです。
日本の明治乳業は、メチニコフの誕生日の5月15日を「ヨーグルトの日」と制定しています。
ヨーグルトに使われている菌株には多くの種類があります。菌株によって健康・美容効果が違うとされています。
次に、ヨーグルト菌と菌株による効果の違いやヨーグルトの食べ別けなどの紹介をします。
ヨーグルト菌の種類
ヨーグルト菌の種類は豊富です。
次に、ヨーグルト食品に含まれている菌株を紹介します。
明治の「ブルガリアヨーグルト」に使われている菌株は、・ラクトバチルス ブルガリクス 2038・ストレプトコッカス サーモフィルス1131になります。
明治の「LG21」に使われている菌株は、ラクトバチルス ガセリLG21になります。
明治の「R-1」に使われている菌株は、ラクトバチルス ブルガリクスOLL1073R-1になります。
森永の「ビヒダス」に使われている菌株は、ビフィドバクテリウム ロングムBB536になります。
雪印の「ナチュレ」に使われている菌株は、ラクトバチルス ガセリ SP・ビフィドバクテリウム ロングムSPになります。
フジッコの「カスピ海 ヨーグルト」に使われている菌株は、ラクトコッカス ラクティス サブスピーシーズ クレモリスFCになります。
ヤクルトの「ソフール」に使われている菌株は、ラクトバチルス ガゼイ シロタになります。
メイトーの「LKM512」に使われている菌株は、ビフィドバクテリウム ラクティス LKM512になります。
タカナシの「LGG」に使われている菌株は、ラクトバチルス ラムノーザス GGになります。
オハヨーの「生乳ヨーグルト」に使われている菌株は、ラクトバチルス アシドフィラスL-55になります。
ルナの「バニラヨーグルト」に使われている菌株は、ビフィドバクテリウムHN019・ラクトバチルス プランタラムHSK201になります。
ダノンの「BIO」に使われている菌株は、 ビフィドバクテリウム BIOになります。
カルピスの「届く強さの乳酸菌」に使われている菌株はプレミアガセリ菌CP2305になります。
LB81乳酸菌(ヨーグルト菌)の効果
明治の「明治ブルガリアヨーグルト」に使われているヨーグルト菌の種類は、ラクトバチルス ブルガリクス 2038・ストレプトコッカス サーモフィルス1131です。
2つの乳酸菌からとった名前の「LB81乳酸菌」と呼ばれています。
「LB81乳酸菌」の特徴は、高い整腸作用と便秘改善効果です。
ガンコな便秘に悩んでいる人や腸内環境が悪い人には「LB81乳酸菌」配合のヨーグルトをおススメします。
BB536(ヨーグルト菌)の効果
森永の「ビヒタス」に使われているヨーグルト菌の種類は、ビフィドバクテリウム ロングムBB536になります。
ビフィズス菌のBB536は健康な乳幼児から見つかりました。
BB536の特徴は、酸素に強く生きた状態で腸まで届きやすいことです。
BB536の効果には、整腸作用・感染症予防作用・アレルギーの緩和・花粉症対策などがあります。