そうめん、ひやむぎ、うどん、にゅうめんの違い。太さやカロリーなど?
そうめん・ひやむぎ・うどん・にゅうめんの違いが気になったことはありませんか。
夏場には「そうめん」やチョット麺が太い冷麦(ひやむぎ)を食べることが多くなります。
冬場になるとホッカホッカの「うどん」を食べる人が多くなります。
麺類料理には「にゅうめん」があります。
そうめん・ひやむぎ・うどんとはどこが違うのか気になりますね。
「にゅうめん」とは奈良県の郷土料理のようです。
昔から大和地方(奈良県)は手延べそうめんの発祥地として知られています。
大和地方では晩秋の頃から温かく煮た「そうめん」を食べます。
この、温かい「そうめん」を「にゅうめん」と呼ぶようです。
「にゅうめん」の漢字表記では「入麺」や「煮麺」の字があてられています。
「にゅうめん」は、椎茸・茄子・干しエビ・湯葉・青菜などを薄味で煮たつゆで「そうめん」をサッと煮たててつくります。
次に、そうめん・ひやむぎ・うどんの違いを紹介します。
そうめん
そうめん・ひやむぎ・うどんの違いを明確にする為に「そうめん」の概要を紹介します。
「そうめん」では、奈良県の三輪そうめん・兵庫県の播州そうめん・香川県の小豆島そうめん・長崎県の島原そうめん・徳島県の半田そうめん・富山県の大門そうめんなどが人気あります。
「そうめん」の太さは消費者庁の「乾めん類品質表示基準」で定められています。
「そうめん」の機械製麺の太さは“1.3mm未満”になります。
手延べの麺の太さは“1.7mm未満”になります。
麺の作り方には、機械打ち・手打ち・手延べがありますが、「そうめん」の打ち方は、機械打ちと手延べになります。
ひやむぎ
そうめん・ひやむぎ・うどんの違いを明確にする為に「ひやむぎ」の概要を紹介します。
「ひやむぎ」の太さは消費者庁の「乾めん類品質表示基準」で定められています。
「ひやむぎ」の機械製麺の太さは“1.3mm~1.7mm”になります。
手延べの麺の太さは“1.7mm未満”になります。
「ひやむぎ」の打ち方は、機械打ちと手延べになります。
うどん
そうめん・ひやむぎ・うどんの違いを明確にする為に「うどん」の概要を紹介します。
「うどん」では、秋田県稲川町の稲葉うどん・香川県の讃岐うどん・長崎県の五島うどん・渋川市の水沢うどん・愛知県のきしめんが人気です。
「うどん」の太さは消費者庁の「乾めん類品質表示基準」で定められています。
「うどん」の機械製麺の太さは“1.7mm以上”になります。
手延べの麺の太さは“1.7mm以上”になります。
「うどん」の麺の打ち方には、機械打ち・手打ち・手延べがあります。
手打ちは「うどん」だけになります。
手打ちとは生麺を茹でる製法になります。
「そうめん」と「ひやむぎ」は通常は乾麺にするので“手打ち”がありません。