白醤油、薄口醤油、白だしの違いと特徴、使い方
白醤油と薄口醤油と白だしの違いを知っていると料理も楽しくなりますね。白醤油は薄口醤油や白だしで代用できるのでしょうか。
次に、白醤油のこと・薄口醤油のこと・白だしのこと・白醤油と薄口醤油と白だしの違い・白醤油は薄口醤油と白だしで代用できる?などの紹介をします。
白醤油・薄口醤油
白醤油・薄口醤油・白だしの違いを分かるために白醤油と・薄口醤油の概要を紹介します。
醤油の種類は白醤油・薄口醤油だけでなく、濃い口醤油?たまり醤油?再仕込(さいしこ)み醤油?生醤油などもあります。
白醤油の主原料は小麦で、小麦の糖分によって甘みが強いのが特徴です。
主に調理用として使うことが多いですね。
塩分濃度は18%で濃口醤油よりしょっぱくなっています。
愛知県碧南市(へきなんし)で誕生しています。
江戸後期に、金山寺味噌を作っているときに桶(おけ)にたまった汁を使ったのが白醤油のはじまりと考えられています。
白醤油の名がついていますが、みりんやビールのあわい色近い琥珀色をした醤油です。
薄口醤油は、素材の味をいかすために作られた醤油です。
濃口醤油と比べると、色も薄くて香りも少なく塩分濃度は17~19%です。
薄口醤油の主原料は、大豆と小麦がほぼ同量になっています。
近畿地方でよく使われていて、兵庫県たつの市で誕生した醤油です。
薄口醤油の国内生産量は13%です。
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白だし
白醤油・薄口醤油・白だしの違いを分かるために、白だしの概要を紹介します。
白だしは、白醤油や淡口醤油に昆布や鰹節椎茸などから取った出汁にみりん天日塩などを加えた調味料の一種になります。
白だしは、濃縮のめんつゆやしらつゆと同じように料理に応じて適宜希釈して使います。
愛知県の「七福醸造」が、1978年に白醤油にだし汁をいれた調味料に「白だし」という名をつけて発売しました。
和食に使われることが多く、主に煮物や吸い物などで用いられています。
和食以外にも洋食や中華料理にも白だしを応用する場合もあります。
素材の色を損なわずに料理を仕上げることができるのが白だしの特徴です。
濃口醤油を使った濃縮めんつゆでは素材の色を損なうことがあります。
昔から、高級料亭などの料理人に愛用されています。
近年は一般家庭でも利用されています。
次に、白醤油・薄口醤油・白だしの違いのまとめ・白醤油は薄口醤油と白だしで代用できる?などの紹介をします。
違いのまとめ・代用できる?
白醤油・薄口醤油・白だしの違いをまとめると、
・白醤油は調理用の甘味が強い醤油
・薄口醤油は素材の味をいかすために作られた醤油
・白だしは醤油に出汁やみりんを加えた調味料です。
白醤油を薄口醤油や白だしで代用するのは、家庭料理の種類によります。
塩分濃度が18%なので、塩分濃度17~19%の薄口醤油で代用することもできます。
白だしを使うときには塩分を加えて味を調整すれば代用できると考えられます。