バナナの栄養価、炭水化物の量。糖質制限中でも食べて良い?

バナナは栄養価が高い果物(果菜)です。

栄養成分豊富なバナナには、ダイエット時に心配な炭水化物も含まれています。

ダイエットでは炭水化物の中の糖質に注意する必要があります。

バナナに含まれている糖質は一本でどの程度でしょうか。

バナナは、糖質制限ダイエットでも食べても良いのか気になりますね。

バナナを漢字表記すると「甘蕉」・「実芭蕉」になります。

バナナはバショウ科バショウ属の果物になります。

バナナの原産地は熱帯アジア・マレーシアなどと考えられています。

バナナは、昔の日本では芭蕉と呼ばれていました。

バナナは食用果実として非常に重要な食料になっています。

全世界での年間生産量は生食用バナナが1億トン弱で料理用バナナが数千万トンあります。

アジアやラテンアメリカの熱帯域では大規模栽培されています。

東アフリカや中央アフリカでは主食として広く小規模栽培されています。

「バナナの木」と言われますが実際には草本なので、正確には果物ではなく野菜(果菜)に分類されます。

 

次に、バナナの栄養価・バナナの炭水化物とバナナの糖質・一本のバナナと糖質制限ダイエットなどの紹介をします。

 

バナナの栄養価

 

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バナナの栄養価と有効成分の紹介をします。

バナナに含まれている栄養成分は、タンパク質・カリウム・マグネシウム・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・食物繊維・ポリフェノール・セロトニンなどです。

タンパク質は、血液や筋肉などの体を作る成分です。

カリウムは、免疫機能を健全に保つ働きをサポートします。

むくみ改善・心臓や筋肉機能を調整する働きがあります。

マグネシウムには、エネルギー代謝機能サポートやカルシウムの吸収サポートの働きがあります。

ビタミンB1には、糖質の代謝を助けて疲労を回復する働きがあります。

ビタミンB2には、脂質の代謝をサポートする働きがあります。

ビタミンB6には、血圧を下げて筋肉や心筋の活動を正常に保つ働きがあります。

ナイアシンは、腸の健康を保ち便秘を防いで糖質や脂質の代謝をサポートします。

葉酸は貧血予防に役立ちます。

食物繊維は腸内環境の改善や便秘改善に役立ちます。

ポリフェノールはストレスケアをサポートします。

次に、バナナの炭水化物とバナナの糖質・一本のバナナと糖質制限ダイエットなどの紹介をします。

 

バナナの炭水化物と糖質

 

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バナナの高い栄養価を健康と美容に役立てませんか。

バナナ100gのカロリーは約86kcalになります。

バナナ1本の重さを150gとすれば、バナナ1本のカロリーは130kcalになりますね。

バナナ100gの炭水化物量は22.5gです。

バナナの糖質は炭水化物から食物繊維を除いた量になります。

バナナ100gの食物繊維量は1.1gなので糖質は22.5g-1.1g=21.4gになります。

バナナ1本の重さを約150gとすれば、バナナ1本に含まれている糖質量は約32gになります。

一本のバナナを食べると約32gの糖質を摂取することになります。

糖質制限ダイエットをしている人は、バナナの糖質量を考慮して摂取カロリーの計算をすることが大切ですね。

 

バナナと糖質制限ダイエット

 

バナナの高い栄養価は健康・美容に役立ちます。

バナナ1本(150g)の炭水化物量22.5gとバナナ1本の糖質量21.4gは、ダイエット中の人には気になる数値です。

一本のバナナで21.4gの糖質になるので、糖質制限ダイエットでは注意が必要です。

バナナに含まれている栄養成分は豊富なので、食事の代わりに置き換える食品として人気があります。

しかし、糖質が多い果菜なので糖質制限ダイエットをしているときには注意しなければいけません。