ヨーグルトを冷凍保存する方法、コツ。冷凍すると乳酸菌はどうなる?

ヨーグルトを冷凍保存して食べると美味しいですよね。

ヨーグルトを冷凍したら解凍には気をつけましょう。

ヨーグルトを冷凍保存したら乳酸菌はどうなっているのでしょう。

ヨーグルトは、乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作る発酵食品になります。

ヨーグルトにたまる上澄み液はホエイ(乳清)と呼ばれています。

ヨーグルトの乳原料を搾乳する動物は乳牛だけではありません。

水牛・山羊・羊・馬・ラクダなど乳原料を使ったヨーグルトもあります。

ヨーグルトの定義は1977年にFAOとWHOで定められています。

「ヨーグルトとは乳及び乳酸菌を原料とし、ブルガリア株とサーモフィルス株が大量に存在し、その発酵作用で作られた物」と定められています。

日本の乳等省令ではヨーグルトは「はっ酵乳」を指します。

ヨーグルトの乳酸菌は腸内定着することはできませんが、乳酸菌の代謝物などが腸内のウェルシュ菌などを減少させて在来乳酸菌を増殖させます。

悪玉菌が減少して善玉菌が増殖するので、腸管免疫系を活性化させられます。

ヨーグルトで利用されている「ブルガリア株」は胃酸で死滅します。

もし、生存して胃を通過したとしても小腸内で胆汁酸により死滅するので大腸内には定着しません。

ビフィズス菌は胃酸・胆汁酸で死滅しないで大腸内で定着します。

 

次に、ヨーグルトの保存方法・ヨーグルトの冷凍保存・ヨーグルトを冷凍した場合の解凍方法・ヨーグルトを冷凍保存した場合の乳酸菌などについて紹介します。

 

ヨーグルトの保存方法

 

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ヨーグルトの保存方法では、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存があります。

ヨーグルトの適正保存温度は0~10℃なので常温保存は適していません。

ヨーグルトは冷蔵保存か冷凍保存をおススメします。

シッカリと蓋をして冷蔵庫の冷蔵室で保存します。

チルド室に入れれば菌の活動を弱めて風味を長く保てます。

冷蔵保存での目安は、開封したものは2~3日が賞味期限です。

未開封であれば、容器に記載されている賞味期限だけ保存できます。

次に、ヨーグルトの冷凍保存・ヨーグルトを冷凍した場合の解凍・ヨーグルトの冷凍保存した場合の乳酸菌などの紹介をします。

 

ヨーグルトの冷凍保存

 

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ヨーグルトを冷凍保存すると、解凍した時にタンパク質の性質で分離して液状になります。

ヨーグルトを一般的な食べ方をするときには冷凍保存はおススメできません。

ヨーグルトを冷凍保存した場合は解凍しないでそのまま食べるか、半解凍状態にしてシャーベットとして食べる方法をおススメします。

次に、ヨーグルトの冷凍保存での乳酸菌などの紹介をします。

 

冷凍保存での乳酸菌

 

ヨーグルトを冷凍保存して食べたことがありますか。

ヨーグルトを冷凍したら半解凍してシャーベットにして食べると美味しいですね。

解凍しないでそのまま食べても美味しいです。

ヨーグルトを冷凍保存した場合でも乳酸菌は冷蔵保存と変わりません。

冷凍保存するとヨーグルト内の乳酸菌は休眠状態になります。

乳酸菌は0℃以下では休眠状態にはいるようです。

冷凍すると活動停止状態になります。

中には死んでしまう乳酸菌もいますが、乳酸菌は腸内の善玉菌のエサになって腸内環境の改善に役立ちます。