桜でんぶの原料、作り方。桜でんぶはいつから食べる?おぼろとの違い
桜でんぶの作り方を知っていますか。
桜でんぶの原材料はなにを使っているのでしょう。
桜でんぶはいつから作られていたのかなども気になりますね。
桜でんぶを漢字表記すると桜田麩になります。
田麩(でんぶ)は、魚肉または畜肉加工品で佃煮の一種です。
田麩(でんぶ)の材料は、日本では魚肉を使うことが多く、江戸前寿司では「おぼろ」と言ったり一部のちいきでは力煮(ちからに)と言います。
中国や台湾の田麩(でんぶ)の材料は、豚肉・鶏肉・牛肉などです。
次に、桜でんぶの作り方・桜でんぶの原材料・桜でんぶはいつからつくられていたのかなどの紹介をします。
桜でんぶの作り方
桜でんぶの作り方のステップを紹介します。
ステップ1・三枚におろした魚を茹でます。
ステップ2・茹でたら骨や皮を取り除きます。
ステップ3・圧搾して水気をしぼってから焙炉にかけてもみくだき、擂り鉢で軽くすりほぐします。
ステップ4・すりほぐしたら鍋に移して、酒・みりん・砂糖・塩で調味し煎りあげます。
ステップ5・食紅を加えて薄紅色に色付けすします。
ステップ6・薄紅色に仕上がれば「桜でんぶ」の完成です。
「桜でんぶ」は、ご飯に振りかけて食べる他、ちらし寿司や巻き寿司の具にします。
田麩(でんぶ)にまつわる話に、京のあたりの貞婦が、病気で食の進まない夫のために土佐節を粉にして、酒と醤油とで味をととのえ供したそうです。
夫の食欲は進んで病気もなおったそうです。
作り方は産土神の諭しだとされています。
田麩(でんぶ)のことを北海道の一部地域では、単に「そぼろ」と呼ぶ場合があります。
次に、桜でんぶの原材料や桜でんぶはいつからつくられていたのかなどの紹介をします。
桜でんぶの原材料
桜でんぶの作り方は、6ステップほどです。
概要は、茹でてすりつぶして味を付けて食紅で色付けするのステップになります。
日本の田麩(でんぶ)の原材料は魚肉です。
桜でんぶの 原材料は、鯛などの白身魚になります。
白身魚は、タラ・ヒラメ・カレイ・イシモチなどです。
桜でんぶはいつからつくられていたのかは明確にはなっていないようです。
田麩(でんぶ)とおぼろ
田麩(でんぶ)とおぼろは同じものとする説と、田麩(でんぶ)とおぼろは違うものとする説があります。
田麩(でんぶ)とおぼろは同じものとするのが一般的な考えのようです。
江戸前のお寿司屋さんでは田麩(でんぶ)を「おぼろ」と呼んでいます。
地域によっては同じものを田麩と言ったり「おぼろ」と言ったりしています。
田麩(でんぶ)とおぼろを違うものとする説では、
田麩(でんぶ)は、魚肉をほぐして味付け煎りつけたもので、「おぼろ」は田麩(でんぶ)より高級な魚肉を使っているとしています。