変色したオクラは食べられる?種も変色する?変色を防止をする方法
オクラは変色しやすい野菜です。
オクラの変色防止の保存方法を知っていれば、料理も楽しくなりそうです。
オクラの表面に黒い斑点がでても食べられます。
但し、中身の変色や種が茶色に変色したら食べられません。
オクラは、アオイ科トロロアオイ属の野菜です。
オクラは英語名称です。
オクラの和名はアメリカネリです。
陸レンコンやネリと呼ばれることもあります。
オクラの原産地はアフリカ北東部だと考えられています。
日本では冬超しができないので一年草として知られていますが、アフリカなどの熱帯では多年草です。
オクラは成長した若い果実を食用にします。
成長して大きくなりすぎると繊維が発達して食感が悪くなります。
次に、オクラのこと・オクラの変色・オクラの変色防止・オクラの種が茶色になったら?などの紹介をします。
オクラのこと
オクラの栄養成分には、ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンCなどのビタミン類やカルシウム・カリウムなどのミネラル類や食物繊維があります。
オクラは、刻んだ時にぬめぬめした粘り気が出ます。
オクラの粘り気の正体は、ペクチン・アラピン・ガラクタンという食物繊維になります。
食物繊維のペクチン・アラピン・ガラクタンには、コレステロールを減らす働きがあるとされています。
ビタミン類・ミネラル類・食物繊維が含まれているオクラは、夏ばて防止・便秘・下痢・腸内環境などの改善が期待できます。
オクラの粘り気を外に出さないように、莢のままやさしく加熱すれば、美味しくねばりを楽しめます。
夏に生やサッと茹でたオクラを小口切りにして、醤油・鰹節・味噌などをつけて食べると美味しいですね。
オクラ料理には、煮物・天ぷら・炒め物・酢の物・和え物・スープなどもあります。
オクラをスリおろせば“とろろ”ように楽しめます。
次に、オクラの変色・オクラの変色防止・オクラの種の茶色などの紹介をします。
オクラの変色
オクラは変色しやすいので注意が必要です。
表面に黒い点がでると捨ててしまう人がいるようです。
オクラが変色などしたときに食べられるケースと食べられないケースを紹介します。
食べられるのは、
・表面は黒くなっても中身がキレイな場合
・表面が元気がなくても種は変色していない場合になります。
食べられないのは、
・切る前から表面にヌメリがある場合
・表面だけでなく中も変色して種が茶色になっている場合
・オクラ全体が水分が抜けてグニャグニャしている場合
・変な臭いがする場合になります。
次に、オクラの変色防止の保存方法を紹介します。
オクラの中身の変色や種が茶色にならない保存を知っていれば美味しいオクラを楽しめます。
オクラの変色防止方法
オクラは保存方法を間違うと変色します。
オクラを変色防止するには、適切な保管温度を守って保存することです。
オクラの保管温度は10~15℃です。
保管温度が10℃よりも低くなったり、5℃以下の場所では低温障害を起こします。
低温障害を起こすと表面に黒い斑点ができやすくなります。
オクラの保存方法では冷蔵の野菜室での保存が適しています。
常温保存では1日程度しか日持ちしません。
オクラを冷蔵で保存するときには、キッチンペーパーや新聞紙で包んでビニール袋に入れて野菜室で保存します。
冷蔵庫の野菜室で保存すれば4~5日が賞味期限になります。
オクラは冷凍保存ができる野菜です。
冷凍保存したオクラは炒めたり焼くなどの調理に使えます。