キャベツの中や芯が黒い、紫色に変色してるけど食べられる?
キャベツの芯が黒い状態になっても食べられるのでしょうか。
キャベツの芯が紫色に変色していることもあります。
キャベツは、茹で料理・煮料理・炒め料理物・サラダなどで美味しく食べられる野菜です。
キャベツはアブラナ科の緑黄色野菜になります。
世界に広く分布している人気の野菜です。
キャベツは「甘藍」とも呼ばれます。
キャベツの原産地は、ヨーロッパ西部海岸地帯だとされています。
南北両半球の冷温帯で広く栽培されています。
キャベツの葉は密に重なっていて、互いに抱合って球形になっています。
葉が密に重なって球形になっているので玉菜(タマナ)とも呼ばれます。
キャベツは球形のイメージが強い野菜ですが、品種によっては結球しないものもあります。
キャベツの原種に由来する野菜は他にもあり、ケール・カリフラワー・カイラン・メキャベツ・コールラビ・ブロッコリーなどの品種もあります。
キャベツはビタミンC・ビタミンUを豊富に含む野菜としても知られています。
キャベツが属するアブラナ科の野菜にはがん予防効果があることが知られています。
ニンニクに次いで高い癌予防効果のある食材であるともいわれています。
世界中には60種を超える品種があるようです。
日本でも数多くの品種が栽培されています。
人気の品種には、グリーンボール・サッポロタイキュウ・サボイキャベツ・ムラサキキャベツ・エンスイキャベツなどがあります。
キャベツには分類されませんが花キャベツとも呼ばれる葉を観賞「ハボタン」もあります。
次に、キャベツの芯が紫色や黒い状態になる原因やキャベツの芯が黒色や紫色になっても食べられるのかなどの紹介をします。
キャベツの芯や切口が黒色になる
キャベツの芯や切口が紫色や黒い状態になっていても食べられるのでしょうか。
キャベツの芯や切口が黒色や紫色に変色する理由を紹介します。
キャベツなどの野菜にはポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールとは生活習慣病の予防にもなると期待されている成分です。
しかし、キャベツの切口や芯の変色にはポリフェノールが関係しています。
ポリフェノールには酸化しやすい特徴があります。
キャベツの切口や芯が黒色・紫色に変色するのはキャベツに含まれているポリフェノールが酸化したからです。
キャベツの切口や芯の変色は、リンゴやじゃがいもなどの変色と同じです。
キャベツの芯や切口が変色しても食べられる?
キャベツの芯や切口が黒い色や紫色になって、食べられるのか迷ったことはありませんか。
キャベツの芯や切口が黒色や紫色に変色したら心配ですね。
キャベツの芯や切口が黒色や紫色に変色しているのは腐っているからではありません。
キャベツに含まれているポリフェノールの一種のアントシアニンが変色したからです。
キャベツが黒色や紫に変色するのはポリフェノールの一種のアントシアニンを多く含んでいるからです。
切口や芯が黒色や紫色に変色するのは甘みが増して美味しい証拠です。
見た目は悪いですが食べても害はありません。
キャベツの芯や切口を変色させないためには!
キャベツの芯や切口が黒い色や紫色になると食べられるのか気になりますね。
キャベツの芯や切口が黒色や紫色に変色しないようにするにはどうすればよいのでしょうか。
次に、変色させないための保存方法を紹介します。
キャベツを切った残りは、濡らしたキッチンペーパーや新聞紙で包みます。
濡れたキッチンペーパーや新聞紙で切口をピッタリと塞いで空気との接触を防ぐことで、ポリフェノールの酸化を予防できます。
切口を濡れたキッチンペーパーや新聞紙で包む前に一手間かけるとさらに変色を予防できます。
保存する前に、クエン酸・レモン汁・酢を入れた水で洗ってください。
洗った後は濡れた後のキッチンペーパーや新聞紙で包んで保存してください。