ひき肉が黒、茶色、灰色に変色しても食べられる?少し臭うけどOK?
ひき肉を漢字表記すると「挽肉」になります。
挽肉(ひきにく)は、細かくすり潰した肉のことです。
ひき肉のことを「ミンチ」ということもあります。
ひき肉の材料には、商品価値の低い屑肉(くずにく)が使われることもあります。
ひき肉を使った料理ではハンバーグが有名ですね。
ハンバーグの名称は、ドイツ・ハンブルグの地名が由来のようです。
ハンバーグの原型は、欧州に侵攻したモンゴル帝国から採り入れたタルタルステーキであったとされています。
欧州の労働者などに、廉価な屑肉などを口あたりのよい料理に仕上げたのがハンバーグになります。
日本でのハンバーグは、東京の洋食店が売り出した「ミンスミートカツレツ」が始まりのようです。
「ミンスミートカツレツ」は、後に「メンチカツ」と呼ばれるようになります。
現在では、メンチカツやメンチコロッケは「メンチ」と呼ばれることが多いようです。
次に、ひき肉のこと・ひき肉が灰色に変色・ひき肉の色が黒い・合挽き肉の色が茶色・ひき肉が臭うときは?などの紹介をします。
ひき肉
ひき肉は、肉の種類によって分けられます。
牛ひき肉は、牛肉を挽肉に加工したものになります。
豚ひき肉は、豚肉を挽肉に加工したものになります。
合い挽き肉は、豚肉と牛肉を素材として加工した挽肉になります。
合い挽き肉は「合い挽き」とも呼ばれています。
ひき肉の種類には、豚肉と鶏肉を素材として加工したものもあります。
鶏ひき肉は、鶏肉を挽肉に加工したものになります。
ひき肉は、挽き方によっても分けられます。
挽く目の細かさで、粗挽き・中挽き・細挽きなどに分けられています。
挽く回数によっても分けられます。
挽く回数によって、「一度挽き」と「二度挽き」に分けられます。
次に、ひき肉が灰色に変色・ひき肉の色が黒い・合挽き肉の色が茶色・ひき肉が臭うときは?などの紹介をします。
ひき肉の変色
ハンバーグやメンチカツやオムレツの材料に使ったひき肉が余ることがあります。
余ったひき肉が灰色に変色したり、ひき肉の色が黒いと感じたりしたことはありませんか。
合挽き肉の色が茶色になっていると、食べられるのか気になりますね。
余ったひき肉の残りを冷蔵庫に入れていて変色していたらどうすれば良いのでしょうか。
食べられるのか心配になるし、捨ててしまうのはもったいないし困ってしまいますね。
ひき肉の様子が気になった時に行うチェックは3つです。
・消費期限が切れていないか
・ひき肉の変色具合
・ひき肉の臭いなどです。
ひき肉に限らず肉は変色します。
赤みの肉は空気に触れて酸化して茶色く変色します。
茶色く変色した肉の酸化が進むと黒色になることもあります。
黒色に変色したら臭いのチェックをしてください。
変色しただけで、ツーンとした臭いやベタベタの粘りが無い肉であれば十分に加熱すれば食べられます。
ひき肉がツーンと臭う
ひき肉が灰色に変色したり、ひき肉の色が黒い・合挽き肉の色が茶色になるのは酸化するからです。
変色しても、ツーンとした臭いやベタベタの粘りがなければ加熱調理して食べられます。
肉にある脂の臭いが酸化してキツくなることもあります。
臭いが気になるようであれば、ネギ・しょうが・ニンニク・料理酒などで臭みを消して調理をすれば食べられます。
酸っぱいツーンとする臭いや、ベタベタの粘りがでていたら食べてはダメです。
調理をした後でも、料理を口に含んで味に異変を感じたらスグに吐き出してください。