ホタテの貝柱の保存方法。冷凍保存はできる?解凍方法は?
ホタテとは帆立貝の略称です。
美味しいホタテの保存方法を知っていれば、いつまでも美味しい海の幸を楽しめます。
帆立貝は、二枚貝綱・ 翼形亜綱・イタヤガイ科になります。
通称は、ホタテや帆立と呼ばれています。
帆立貝の名は、貝殻の一片を帆のように開いて立て、帆掛舟(ほかけぶね)のように風を受けて海中や海上を移動するという俗説に由来しています。
帆立貝の俗語的略称は、「貝」を省略してホタテ・ほたて・帆立名になります。
帆立貝の別の呼び名には、板屋貝・海扇(うみおうぎ)などもあります。
日本では、帆立貝から取れる主たる食材の貝柱をホタテ(帆立)と呼ぶこともあります。
帆立貝は、殻径が20cm程度の大きになる二枚貝です。
貝殻はふくらみが強い殻と弱い殻とが合わさっています。
ふくらみが強い方が右殻になります。
生息している海水温は5~19℃の冷水になります。
浅海の砂底に生息しています。
自然分布域では、ロシアのカムチャツカ半島・千島列島・サハリン・沿海州・北海道・東北地方・朝鮮半島北部などになります。
日本での帆立貝の南限は、日本海側が能登半島で太平洋側が千葉県とされています。
帆立貝の天敵は、ヒトデ・オオカミウオ・ミズダコなどになります。
次に、ホタテの保存方法について紹介します。
ホタテの保存方法
ホタテの保存方法では、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存が考えられますが、傷みやすい貝類なので冷蔵保存・冷凍保存をおススメします。
スグに調理して食べるときには、殻をとって冷蔵保存します。
ホタテは冷凍保存しても味が落ちません。
ホタテを購入して2日以上食べない時には冷凍保存をおススメします。
ホタテには殻付きとむき身のものが売られています。
むき身のホタテには冷凍されているものと新鮮な刺身用が売られています。
ホタテの冷蔵保存方法
ホタテの冷蔵保存方法の紹介をします。
殻付きのホタテを購入したら殻を取ってから冷蔵保存してください。
殻を取らずに冷蔵保存すると鮮度が落ちて傷みやすいので注意が必要です。
殻付きのホタテを冷蔵保存して後日に食べるときには必ず殻を取って冷蔵保存します。
刺身用のホタテを購入したらその日の内に食べます。
一日に複数回に分けて食べるときでも冷蔵保存してください。
冷蔵保存期間は2日程度です。
ホタテの冷凍保存方法
ホタテの冷凍保存方法を紹介します。
殻付きのホタテを購入したら、必ず殻を取ってから冷凍保存します。
殻を取って冷凍保存するステップを紹介します。
ステップ1・ホタテの殻を取ります。
ステップ2・貝柱―たまご―ひもを分けます。
ステップ3・分けた貝柱―卵―紐を真水で良く洗います。
ステップ4・薄い塩水にくぐらせます。
ステップ5・水気をよく拭き取ります。
ステップ6・ラップで包むかジップロックなどに入れます。
以上のことをしてから冷凍庫に入れます。
冷凍保存期間は1ヶ月程度になります。