ルタバガの旬な時期、栄養、食べ方、保存方法。カブとの違い

ルタバガはアブラナ科・アブラナ属の野菜です。

北欧のスウェーデンを原産地とするアブラナ科の野菜です。

北欧やロシアなどで栽培されてきました。

ルタバガの別名には、「スウェーデンカブ」・「カブハボタン」などがあります。

葉の形や外見が蕪(カブ)に似ていますが、分類的には蕪(カブ)よりも菜ばなの変種とされています。

ルタバガは非常に貯蔵性が高い野菜です。

北欧では芋類や穀物などが底をついてから食べる食材とも言われています。

ルタバガが日本に伝わったのは明治時代です。

明治時代に北海道に導入されました。導入された当初は日本人の口には合わなかったようで食用では普及しませんでした。

当初のルタバガは、牛などの飼料用として主に栽培されていました。

ルタバガは蕪(カブ)の一種です。

蕪(カブ)もアブラナ科・アブラナ属の野菜です。

ルタバガのカブの部分は蕪と同じような丸いものからやや長いものまであります。

ルタバガの特徴は栽培環境によって形が揃いにくいことです。

蕪と違ってルタバガの果肉は黄色です。

肉質は蕪よりもしまっています。

 

次に、ルタバガの旬・ルタバガの栄養・ルタバガの食べ方・ルタバガの選び方と保存方法の紹介をします。

 

ルタバガの旬 

 

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ルタバガの表皮の色は、葉柄の付け根からカブの上部が紫色でその下が黄緑色になります。

カブの下部は黄色ですが、紫色の下が先まで白い品種もあります。

ルタバガの果肉は黄色ですが肉質は大根とよく似ています。

しかし、肉質は蕪や大根よりもずっと固く締まっています。

ルタバガを切ると甘いような独特の強い香りを感じられます。

味はほんのりした甘味があり、蕪とは全く違った風味です。

ルタバガはヨーロッパから輸入されたものが一部出回っています。

ルタバガを一般の市場で見かけることはほとんどありません。

ルタバガの旬は冬期になります。

晩秋から初冬に収穫される野菜で、11~12月が旬の美味しい時期のようです。 

次に、ルタバガの栄養・ルタバガの食べ方・ルタバガの選び方と保存方法を紹介します。

 

ルタバガの栄養

 

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ルタバガの旬は11~12月になります。

ルタバガに含まれている栄養成分は、ビタミン類・ミネラル類と食物繊維などです。

ビタミン類ではビタミンCが豊富です。

ビタミンCは抗酸化ビタミンとして知られています。

老化やガンの原因は活性酸素だといわれています。

ビタミンCには身体を酸化から守る働きや白血球の免疫力を高める働きがあります。

風邪ウイルスに負けない体つくりにルタバガが役立ちそうです。

食物繊維が多い野菜なので、便秘の悩みの女性におススメです。

ルタバガの食べ方では皮を厚めに剥くことです。

生のままでも加熱調理しても食べられます。

煮崩れしにくいので煮物にも向いています。

サラダ・煮物・スープ・焼き物などで食べてみませんか。

次に、ルタバガの選び方と保存方法を紹介します。

 

ルタバガの選び方・保存方法

 

ルタバガの旬は11~12月です。

ルタバガにはビタミンCなどの栄養成分が含まれています。

ルタバガの食べ方には、サラダ・煮物・焼き物などがあります。

ルタバガはふっくらと丸みのあるものを選びます。

表面に割れや傷がないもので葉付きや葉柄が付いたものを選びます。

ルタバガの保存方法は乾燥しないようにラップなどで包んで、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。

凍らないようにして0℃程度で保存すれば4ヶ月はもつと言われます。