たけのこの保存方法とアク抜き方法 常温、冷蔵、冷凍で保存できる?
たけのこの保存方法を知っていれば長く美味しく調理して食べられます。
竹の子で最も美味しいのは、香り・味・歯ごたえからも孟宗竹です。
竹の子は空気に触れると皮が黒ずんで硬くなります。
竹の子を美味しく食べるには採取してスグにアク抜きをして調理して食べることです。
九州の北九州市には生で食べられる竹の子があります。
北九州市の竹林面積は市町村単位では全国有数の広さで約1500ヘクタールあります。
「合馬たけのこ」は関西市場でも最も単価の高い極上品になっています。
「合馬たけのこ」は、竹の子料理の本場の京都や大阪の一流料亭で指名されるほどの貴重品です。
「合馬たけのこ」は、お刺身・木の芽和え・煮付け・炊き込みご飯で食べられます。
旬の竹の子を食べてみませんか、柔らかくてエグミが少なく歯ざわりも良いので最高です。
竹の子は栄養価からみてもタマネギやキャベツに匹敵する良質な炭水化物・タンパク質・脂肪・ビタミンB1・ビタミンB2・食物繊維を豊富に含んでいます。
春の旬の味覚を楽しみませんか。
次に、たけのこ種類やあく抜きや保存方法を紹介します。
たけのこの種類
たけのこの種類には孟宗竹(モウソウチク)・淡竹(ハチク)・真竹(マタケ)・根曲がり竹・姫竹・月山竹・四方竹(シホウチク)・寒山竹(カンザンチク)などがあります。
孟宗竹(モウソウチク)は竹の子の代表的なものになります。
大型で厚み・白さ・えぐみが少ない・独特の甘みを浮くんだ上品な味わいがあります。
淡竹(ハチク)は孟宗竹よりも細く淡い色の美味しい竹の子です。
真竹(マタケ)は細目の竹の子でシッカリとした味とチョット強いアク・苦みが特徴です。
根曲がり竹・姫竹・月山竹は、小型で細い北日本が主な産地の竹の子です。
四方竹(シホウチク)は小型で細く白くて独特の風味と少ないアクが特徴です。
寒山竹(カンザンチク)は西日本の南に分布している竹の子になります。
たけのこのアク抜き
たけのこのアク抜きと保存方法を知っていれば美味しく食べられます。
竹の子をアク抜きするときには大きな鍋を使います。
ポイントは米糠で茹でることです。
ステップ1-鍋にたっぷりの水+米糠+赤唐辛子を入れてゆでます。
米糠が無い時には、米のとぎ汁や生米でも代用ができます。
アク抜きで茹でるときには皮をつけたまま茹でます。
皮をつけたまま茹でる理由は皮にも灰汁を抜く成分が含まれているからです。
竹の子を入れたお湯が沸騰したら落しぶたをして中火~弱火にして50~60分ほど煮ます。
収穫してからの経過時間によって茹でる時間は変わります。
収穫から時間が経っている場合は茹でる時間が少し長くなります。
たけのこの保存方法
野菜の中でも「たけのこ」は保存に向いていません。
竹の子をおいしく食べるには収穫したらスグにアク抜きをして調理をして食べることです。
アク抜きをした竹の子は冷蔵庫で保存してください。
冷蔵庫に保存すれば2~3日くらい賞味期限があります。
冷蔵庫で保存するときには、タッパーなどに入れて完全に水に浸るようにして保存します。
冷蔵庫に水に浸して保存しているときには2~3日に1度水を入れ替えます。
冷蔵庫であれば1~2週間程度持ちます。
長期保存したい場合は冷凍保存します。
冷凍保存した竹の子は食感が落ちるので調理方法が限られます。