みかんの皮にカビがあるけど剥いて食べても大丈夫?

冬季の美味しい果物に温州みかんがあります。

甘い柑橘ということから漢字表記では「蜜柑」になります。

蜜柑(みかん)の皮にカビがあったら食べられるのでしょうか。

傷んだみかんは食べられるのか気になります。

また、傷んだ蜜柑(みかん)のそばにあった蜜柑(みかん)は食べられるのでしょうか。

温州みかんは「冬ミカン」や単に「蜜柑(みかん)」と言う場合もあります。

温州みかんの由来は、柑橘の名産地であった中国浙江省の温州にあやかって付けられています。

只、実際の原産地は日本であるとされています。

中国の温州にちなんで温州みかんと命名されていますが、温州原産ではなく九州の不知火海沿岸が原産地だと推定されています。

温州みかんは、関東以南の暖地で主に栽培されています。

温暖な気候を好む植物ですが、柑橘類の中では比較的寒さに強い特徴があります。

 

次に、温州みかん・みかんにカビがあっても食べられる?・傷んだみかんは食べられる?・みかんの栄養・みかんの選び方などの紹介をします。

 

温州みかん

 

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温州みかんには、極早生温州・早生温州・中生温州・普通温州があります。

極早生温州は、9~10月頃に掛けて収穫される蜜柑です。

近年は生産過剰気味だとされています。

早生温州は、10~12月に掛けて収穫される蜜柑です。

比較的単価が高いことから、中生や普通温州からの切り替えを進める産地も多いようです。

中生温州は、11~12月頃に収穫される蜜柑です。

普通温州は、11月下旬~12月に収穫される蜜柑です。

特に遅く出荷される青島や十万などの品種は「晩生温州」として区別されています。

次に、みかんにカビがあっても食べられる?・傷んだみかんは食べられる?・みかんの栄養・みかんの選び方などの紹介をします。

 

みかんのカビ

 

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みかんにカビがあっても食べられるのでしょうか。

また、傷んだみかんは食べられるのでしょうか。

みかんにカビが生えているのに、知らないで食べると食中毒になるのではと気になります。

カビには毒性のあるカビと毒性を持たないカビがあります。

基本的には、みかんに生える青カビには毒性は持たないとされています。

青カビはチーズや抗生物質つくる材料にも使われているものです。

みかんに青カビが生えていても食中毒の危険性はありませんが、古いみかんは美味しくないのでできるだけ新鮮なうちに食べましょう。

傷んだみかんでも風味に影響があれば食べられます。

只、傷んだみかんは食中毒の原因になる細菌やウィルスに侵されていることもあります。

古くて傷んだみかんは食べないほうが無難です。

傷んだみかんの近くのみかんでの風味が損なわれていなければ食べられます。

 

みかんの栄養と選び方

 

みかんに含まれている栄養成分では、ビタミンC・クエン酸・βクリプトキサンチンが注目されています。

ビタミンCには、免疫力をアップする働きがあります。

冬季の風邪の予防や風邪をひいてしまった後のケアに、ビタミンCたっぷりの蜜柑が役立ちます。

クエン酸には、ダイエット効果・便秘改善・疲労回復などの効果が期待できます。

βクリプトキサンチンは、みかんのオレンジ色の色素になります。

βクリプトキサンチンは、ガン予防効果あることで注目されている成分です。

みかんを選ぶときには、皮のハリと色ツヤが良い・ヘタが青くて小さいもの・皮の表面のきめが細かいものにします。