アメリカと日本のバレンタインの違い
アメリカと日本のバレンタインデーでは、大きな違いがあるようです。
日本でのバレンタインデーは、女性が好意を寄せる男性にチョコレートをプレゼントする記念の日です。
バレンタインデーの英語表記は「Valentine‘s Day」になります。
バレンタインデーは、「聖バレンタインデー」や「セイントバレンタインデー」とも呼ばれます。
2月14日に祝われるバレンタインデーは、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされています。
バレンタインデーの由来は、ローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスだとされています。
次に、バレンタインデーのこと・アメリカと日本のバレンタインデーの違いなどの紹介をします。
バレンタインデー
アメリカと日本のバレンタインの違いの前に、バレンタインの由来を紹介します。
日本でのバレンタインデーとチョコレートとの歴史の起源については諸説あります。
モロゾフ説・メリーチョコレートカムパニー説・森永製菓説・ソニープラザ説などです。
モロゾフ説は、現在のモロゾフである「神戸モロゾフ製菓」が、英字新聞広告を掲載したことが起源だとする説です。
広告内容は、「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」というコピーだったようです。
「神戸モロゾフ製菓」のバレンタインデーの広告は、現在確認されている最も古いバレンタインデーの広告と考えられています。
メリーチョコレートカムパニー説は、伊勢丹でのキャンペーンセールです。
メリーチョコレートカムパニーが、1958年に伊勢丹新宿本店で「バレンタインセール」というキャンペーンを行ったのが起源だとする説になります。
アメリカのバレンタイン
アメリカと日本のバレンタインの違いが分かるために「アメリカ」のバレンタインの概要を紹介します。
バレンタインデーには、西欧・アメリカでもプレゼントをします。
欧米でのバレンタインデーでも、恋人やお世話になった人に「チョコレート」を贈ることはありますが、チョコレートに限定されているわけではありません。
プレゼントはバレンタインデーに限ったことでもありません。
日本のバレンタインデーの大きな特徴は、女性から男性へ贈ること、贈る物の多くが「チョコレートに限定されている」という点があります。
西欧でのバレンタインデーのプレゼントは女性から男性への一方向ではなく、チョコレートに限定されていることもありません。
日本のバレンタイン
アメリカと日本のバレンタインの違いが分かるために「日本」のバレンタインの概要を紹介します。
日本でのバレンタインデーでは、女性がアプローチしたい意中の男性に愛情の告白として、本命チョコを贈ります。
「日本型バレンタインデー」の特徴は3つになります。
・女性から男性への一方通行的なプレゼントである
・プレゼントではチョコレートがメインになる
・女性からの愛情表明の機会だと認識されていることなどです。
日本のバレンタインデーでは、友人や同僚に贈る「義理チョコ」もあります。
女性間でプレゼントを贈り合う「友チョコ」や、男性が女性に渡す「逆チョコ」なども広まっているようです。
最近では、自分にプレゼントする「自己チョコ」や、男友達同士で送り合う「強敵(とも)チョコ」というのもあるようです。