変色したとろろは食べても大丈夫?変色する原因と変色を抑制する方法
麦とろご飯は美味しいですね。
美味しい「とろろ」ですが、時間が経過すると変色していることがあります。
変色している「とろろ」は食べられるのか気になりませんか?
「とろろ」の変色を戻す方法はあるのでしょうか。
「とろろ」は、生のヤマノイモやナガイモをすり下ろしたものになります。
美味しい麦とろご飯は、多くの人に人気があります。
「とろろ」を使った汁物や吸い物もあります。
「とろろ汁」や「とろろ吸物」も美味しいですね。
刺身に「とろろ」をかけた「山かけ」が大好きな人も多いですね。
刺身だけでなく、蕎麦・うどん・豆腐などに「とろろ」をかけたものも「山かけ」と呼ばれています。
次に、「とろろ」の栄養成分・「とろろ」の変色の原因・「とろろ」は変色しても食べられる?・「とろろ」の変色を抑制する方法や戻す方法などの紹介をします。
「とろろ」の栄養成分
ヤマノイモ(山芋)属の、ナガイモ(長芋)・ヤマトイモ(ツクネイモ)・イチョウイモ(大和芋)には健康・美容に役立つ栄養成分が含まれています。
ヤマイモに含まれている栄養成分には、食物繊維・タンパク質・ビタミン類・ミネラル類などがあります。
ビタミン類は、ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンEです。
ミネラル類は、カルシウム・リン・鉄分・カリウム・亜鉛などです。
タンパク質・ビタミン類・ミネラル類がバランスよく含まれています。
豊富に含まれている食物繊維やビタミンB群は健康・美容を改善します。
便秘の予防および改善や、肝臓・脾臓の働きを助けます。
ヤマイモには、疲労回復や滋養強壮の働きがあるとされています。
ヤマイモには、でんぷん分解酵素の「アミラーゼ」や「ジアスターゼ」が豊富にふくまれています。
でんぷん分解酵素が、消化吸収を助けて老廃物の排出を促して元気にします。
次に、「とろろ」の変色の原因・「とろろ」は変色しても食べられる?・「とろろ」の変色の抑制や変色を戻す方法?などの紹介をします。
「とろろ」の変色の原因
「とろろ」の変色の原因が分かれば料理つくりに役立ちます。
「とろろ」は変色しても食べられるのでしょうか?
「とろろ」を擦り下ろしたり千切りにしてから、冷蔵庫に入れて置くと変色していることがあります。
擦り下ろしたときは白かった「とろろ」が食べられるのか心配になったことはありませんか。
ヤマイモが変色する原因は、含まれているポリフェノールが酸化するからです。
ポリフェノールが酸化して変色する反応は、ヤマイモだけでなく果物などでも見られます。
「とろろ」は変色していても食べられます。
「とろろ」が、茶色・ピンク・紫・黒いろなどに変色していても大丈夫です。
只、変色した「とろろ」を食べる時にはチョット気になりますね。
次に、「とろろ」の変色を抑制する・「とろろ」の変色を戻す方法?などの紹介をします。
「とろろ」の変色を抑制するには
「とろろ」は変色しても食べられるので安心してください。
とろろの変色を戻すのは無理ですが、変色を抑制する方法はあります。
「とろろ」の変色を抑制する方法はポリフェノールの酸化を防ぐことです。
ポリフェノールの酸化を防ぐには酢を加える方法が簡単です。
「とろろ」に酢を加えることで変色を抑えられます。
「酢」を使うとヤマイモのぬめりも抑えられます。
皮を剥いたヤマイモを酢5~6%の酢水に浸けると、“ぬめり”が取れて持ちやすくなるので「とろろ」に擦り下ろすときに役立ちます。
試してみませんか。