食用バラの栄養、効能、味、料理での使い方
食用バラを食べたことがありますか。
観賞用のバラは知っているけど、食用バラは食べたことがない人も多いようです。
食用バラに含まれている栄養成分や、食用バラの味なども気になりますね。
バラを漢字表記すると「薔薇」になります。
バラ(薔薇)は、バラ科バラ属の植物です。
一般的なバラ園で見かけるのは園芸種(園芸バラ・栽培バラ)になります。
バラ属は、北半球の温帯域に広く自生しています。
南半球にはバラは自生していません。
食用バラはエディブルフラワーになります。
エディブルフラワーとは、「Edible(食べられる)」と「Flower(花)」のことです。
エディブルフラワーとは「食用花」のことです。
「食用花」については農林水産省のガイドラインがあります。
ガイドラインに基づいて食用として安全に栽培された花がエディブルフラワーになります。
日本エディブルフラワー協会では、栽培履歴で安全が確認されたものを認定しています。
園芸用の花は食用に適さない農薬が使われていることがあります。
花を食べるときには、食用として栽培されたエディブルフラワーを食べてください。
次に、エディブルフラワーのこと・食用バラの栄養・食用バラの味と料理、などの紹介をします。
エディブルフラワー
食用として栽培されたエディブルフラワーである食用バラには栄養成分も含まれています。
食用バラの味や食べ方を知っていれば役立ちます。
食用バラだけではなくエディブルフラワーには多くの種類があります。
一般的なエディブルフラワーを紹介します。
・アリッサム・インパチェンス・カーネーション・カモミール・カレンジュラ
・キク・クローバー・コーンフラワー・サイネリア・サクラ・サフラン・ストック
・キンギョソウ・千日紅・デージー・トレニア・ナスタチューム・ナデシコ
・ノースボール・ハイビスカス・ハマナス・プリムラジュリアン・パンジー・ヒマワリ
・プリムラ・フロックス・ベゴニア・バーベナ・ビオラ・ペチュニア・ペンタス
・ホウセンカ・ボリジ・マリーゴールド・マロウ・リナリア・ローズゼラニウム
・ローズ(バラ)などがあります。
ドライエディブルフラワー(乾燥食用花)もあります。
ドライエディブルフラワーには、「押し花タイプ」・「自然乾燥タイプ」の2つがあります。
ドライエディブルフラワーは、用途によってタイプを選びます。
食用バラの栄養
食用バラに含まれている栄養成分などを紹介します。
エディブルフラワーである食用バラはエディブルローズとも言われます。
エディブルローズ(食用バラ)の特徴は、香りと見た目がとても華やかなことです。
エディブルローズ(食用バラ)の香りはストレスの緩和効果が期待できます。
エディブルローズ(食用バラ)に含まれている栄養成分には、ビタミン類・ポリフェノール・食物繊維などがあります。
ビタミン類では、美肌つくりのビタミンCやアンチエイジング効果のビタミンEが含まれています。
エディブルローズ(食用バラ)に含まれているポリフェノールは、老化の原因になる活性酸素を減らす働きがあります。
エディブルローズ(食用バラ)には食物繊維も多く含まれています。
エディブルローズ(食用バラ)に含まれている食物繊維の量は、バナナの約10倍だと言われます。
華やかなバラを腸内環境の改善に役立てませんか。
便秘の悩みがある女性は、便秘改善効果が期待できるバラをおススメします。
次に、食用バラの味や食用バラを使った料理などの紹介をします。
食用バラの味と料理
エディブルローズ(食用バラ)の栄養成分は、ビタミン類・ポリフェノール・食物繊維などです。
エディブルローズ(食用バラ)の食べ方では、バラの花やエキスを利用した加工食品が多くあります。
バラのジャム・バラジュース・ゼリー・カクテル・アイスクリーム・ケーキ・クッキーなどです。
生のエディブルローズ(食用バラ)は、肉料理のメインディッシュに添えたり、サラダなどで使われます。
エディブルローズ(食用バラ)は香りを楽しむ食材です、栄養豊富なバラを味わってみませんか。