新米と古米の違い、見分け方。水加減、栄養価も違う?混ぜた時の味
新米と古米の違いを知っていれば、美味しいご飯を家族に提供できそうです。
新米と古米の見分け方や、新米と古米を炊く時の水加減など知っていれば役立ちそうです。
新米と古米を混ぜるときなどの比率を知っていると美味しいご飯を楽しめそうですね。
次に、新米と古米の違い・新米と古米の見分け方・新米と古米を炊く時の水加減・新米と古米を混ぜるときのポイントなどを紹介します。
新米
新米と古米の違いを分かるために「新米」の概要を紹介します。
新米のことが分かるお米に関係する法律には2種類あります。
「食品表示法の食品表示基準」と「食糧法(旧食糧管理法)の米穀年度」です。
「食品表示法の食品表示基準」では、
・原料玄米が生産された当該年の12月31日までに容器に入れられ、若しくは包装された玄米
・原料玄米が生産された当該年の12月31日までに精白され、容器に入れられ、若しくは包装された玄米、となっています。
「食糧法(旧食糧管理法)の米穀年度」では、
・米の収穫時期を基準にした前年 11月1日から当年10月31日までの1年間をいう日本の食糧年度、となっています。
「食品表示法の食品表示基準」と「食糧法(旧食糧管理法)の米穀年度」では期間の違いがありますね。
店頭に並ぶ商品の表示に関する法律は「食品表示法の食品表示基準」なので、JAS法(食品表示法)の定義になると考えられます。
JAS法によれば、「新米」と表示して販売できるのは、収穫年の12月31日までに精白・包装された精米だけになります。
次に、古米のこと・新米と古米の見分け方・新米と古米を炊く時の水加減・新米と古米を混ぜるときのポイントなどを紹介します。
古米と見分け方
新米と古米の違いを分かるために「古米」の概要を紹介します。
JAS法(食品表示法)の食品表示基準によれば、収穫年の12月31日までに精白・包装された精米が「新米」になります。
以上から「古米」は、収穫年の12月31日までに精白・包装されなかったお米になります。
前年に収穫されたお米は「古米」ですが、前々年に収穫されたお米は「古古米・古々米(ここまい)」になります。
以下同様に、古(こ)を収穫した年から現在までの年数分続けて、「古古古米・古々々米(こここまい)」・「古古古古米・古々々々米(ここここまい)」になります。
新米と古米の見分け方は、一般の人が一目で見分けるのは難しいと考えられます。
新米と古米を見分けるポイントは、白い粉と割れ方です。
米は劣化すると白い粉が付くようになります。
また、お米を噛んでみて割れ方で判断します。
古米は乾燥して水分量が少なくなるので、新米に比べて割れやすくなります。
次に、新米と古米を炊く時の水加減・新米と古米を混ぜるときのポイントなどを紹介します。
新米と古米の炊き方
新米と古米の表示の違いはJAS法で決められています。
新米と古米の見分け方は難しいですね。
次に、新米と古米の炊き方について紹介します。
新米と古米を炊く時に注意が必要なのは水加減です。
新米は古米に比べて水分の含有量が多いので、古米を炊く時よりも水を少なめにすれば美味しく炊けます。
逆に、古米を炊く時の水は新米の時よりも少し多めにする必要があります。
美味しいご飯を炊くために、新米と古米を混ぜる使い方もあります。
料理とお好みで、新米と古米のブレンド割合を調節します。
家族のお好みで、チャーハン用・カレーライス用・ドンブリ用・お寿司用・おむすび用のご飯を炊けます。