食パンの名前は略語?食パンの正式名称、角食、山食の違い

食パン(しょくぱん)の正式な名前は「食パン」ではないようです。

食パンの正式名や、食パンの種類の「角食パン」や「山食パン」の違いを知っていれば、子供に聞かれたときに役立ちそうです。

食パンは、大きな長方形の箱型の型で焼いたパンになります。

食パンの始まりは18世紀頃のイギリスだと考えられています。

日本の食パンは、イギリスの山形白パンやフランスのパン・ド・ミなどに起源があるとされています。

イギリスでは、焼き型に蓋をしないので上部が盛り上がった山形になります。

近年のイギリス大都市部では、フランスやドイツ流のサワードウ発酵パンを主流としています。

伝統的なローフブレッドは、田舎町のパン工房や観光地で探した方がよさそうです。

フランスの「pain de mie」(パン・ド・ミ)・(パン・ドゥ・ミー)が、日本の食パンに相当します。

フランス語で「mie(ミー)・(ミ)」というのは中身のことになります。

ハードなクラスト(皮)ではなく、ソフトなクラム(中身)を楽しむパンという意味になります。

フランスでは日本の食パンに比べてやや小振りなタイプが広く親しまれています。

フランスの朝食ではクロワッサンが主流です。

サンドイッチに使うパンはバゲット類が主流です。

全体の流通量に占める、パン・ド・ミ(食パン)の割合はかなり小さいようです。

 

次に、食パンのこと・食パンの名前・食パンの正式名・食パンの種類の角食パンと山食パンの違い、などの紹介をします。

 

食パン

 

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食パンとは、パン生地を発酵させて大きな長方形の箱型の型に入れて焼いたパンになります。

食パンは、薄く切ってトーストにしたり、サンドイッチ用として使われます。

食パンは形によって、「山型食パン(ラウンドトップ)」・「角型食パン(プルマンブレッド)」・「ワンローフ」などに分類されます。

食パンの始まりは18世紀頃のイギリスだと考えられています。

18世紀頃のイギリスで、金型に入れて焼いた山型食パンの製造が開始されました。

山型食パンは、「ティンブレッド(tin bread)」とも呼ばれます。

イギリス系の植民地や食文化が世界に拡散するとともに、ブリキの箱(tin box)でで焼くパンも世界中に広まりました。

日本の食パンの起源は、イギリスの山形白パンやフランスのパン・ド・ミなどですが、英仏の原型とはチョット異なった独特のパンにして食べています。

英仏を起源とする食パンパンですが、日本人の食感で、材料比率・形・焼き加減などを変えています。

次に、食パンの名前・食パンの正式名・食パンの種類の角食パンと山食パンの違い、などの紹介をします。

 

食パンの正式名

 

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食パンの名前は正式には食パンではないようです。

「食パン」は日本語における呼称で、日本での造語です。

日本人が型に入れて焼いた、軟らかいパンのことを「食パン」と呼ぶようになった理由については諸説あります。

美術のデッサンの時に描いた線を消すのに用いるパンを「消しパン」と呼び、対して食用のパンを「食パン」と呼ぶなどです。

明治初期に外国人が主食として用いていることから「主食用パン」になったとする説などがあります。

食パンの正式名は「主食用パン」だというのが納得できますね。

次に、食パンの種類の角食パンと山食パンの違いを紹介します。

 

角食パンと山食パン

 

食パンの名前の由来は諸説あるようです。

食パンの正式名は「主食用パン」だというのが正しく思います。

食パンの種類には、「角食パン」と「山食パン」があります。

次に、角食パンと山食パンの違いを分かるために、角食パンと山食パンの概要を紹介します。

角食パン(角型食パン)は、生地を型に入れた後に蓋をして焼いた食パンになります。

蓋を閉じて焼くため、シットリと滑らかな触感に仕上がります。

山食パン(山型食パン)は、生地を型に入れた後で蓋をせずに焼いた食パンになります。

焼く過程で、生地が上に伸びるために角食パンに比べてキメが粗い触感になります。

山食パンは、明治時代にイギリス人によって作られたことから「イギリスパン」とも呼びます。

北海道では、四辺が直線の食パンを「角食」(かくしょく)と呼び、一辺が丸い食パンを「山食(やましょく)」と呼ぶ人も多いようです。