ナスはどんな料理であく抜きが必要?あく抜き方法は?
なすは灰汁(あく)があるのであく抜きすれば美味しく食べられます。
なすのあく抜き方法を知って美味しい茄子料理を食べませんか。
茄子(なす)はナス科ナス属の植物になります。
茄子の原産地はインドの東部とされています。
中国では茄子の名で広く栽培されていました。
日本に伝わって栽培が始まったのは1000年以上前くらいと考えられています。
茄子(なす)の語源は、実の味の「中酸実」(なかすみ)からでているという説があります。
室町時代頃に宮廷の女官が「なす」と呼んだことで名称が定着したようです。
日本での茄子(なす)の品種は約180種類程度とされていますが、世界には1000種類以上もあると言われています。
茄子(なす)にはいろいろな形があります。
「小丸ナス」・「丸ナス」・「卵形ナス」・「中長ナス」・「長ナス」・「大ナス」・「米ナス」などがあります。
関東地方の茄子(なす)は「卵形ナス」なので、転勤などで九州に来て「大ナス」にびっくりされる人も多いようです。
九州で良く食べられている「大ナス」は焼きなす料理での皮むきが簡単です。
次に、なすのあく抜き・栄養・効能・保存方法などの紹介をします。
なすのあく抜き
なすはアクが強い野菜なので、なすを切ったまま置いておくと変色します。
なすの切口が褐色に変わると見た目も悪くなります。
なすのあく抜き方法は簡単です。
なすの皮をむいたらスグに水につけてアクを抜きをしてください。
水にさらすことで褐色への変色を防げます。
なすのあく抜きの方法には、塩水にさらして灰汁(あく)を抜く方法もあります。
なすの栄養・効能
なすのあく抜きは水にさらせば良いので簡単です。
美味しい茄子(なす)を食べて健康になりませんか。
茄子(なす)の主成分は93%は水分と糖質になります。
茄子(なす)には、脂質・タンパク質・ビタミン類・ミネラルや食物繊維他が含まれています。
茄子(ナス)に含まれている食物繊維の含有量は100gに3.4gになります。
茄子には「ナスニン」・「コリン」・「プロテアーゼインヒビター」などの有効成分も含まれています。
茄子(なす)に含まれている「ナスニン」には活性酸素の発生を抑制する抗酸化作用があるとされています。
「コリン」には、血圧・コレステロールを下げる働きや、動脈硬化予防・胃液の分泌・肝臓を元気にする働きがあるとされています。
「プロテアーゼインヒビター」には、口内炎・胃炎・肝炎・関節炎などの症状を改善する効能が期待されています。
なすの保存方法
なすの保存法には常温保存・冷蔵保存などがあります。
常温保存をするときには、直射日光が当たらない風通しが良い冷暗所を選びます。
常温保存期間は2~3日程度です。
冷蔵保存する場合は、乾燥防止のために1個ずつラップに包んで冷蔵室に保存します。
冷蔵庫の野菜室に乾燥対策をして保存すれば1週間程度は賞味期間を延ばせます。
保存となすのあく抜きに上手になれば、美味しい茄子(なす)料理を楽しめます。