大根はどんな料理であく抜きが必要?あく抜き方法は?

不透明な白い大根はあく抜きをしたほうが美味しいですね。

大根(ダイコン)はアブラナ科ダイコン属の野菜です。

肥大した根や葉を調理してたべます。

大根の種子からは油を採ることもあります。

大根の名前の由来は大きな根です。

緑黄色野菜でもあり淡色野菜でもあります。

大根は、根の長さ・太さなどの形状がいろいろで品種も多くあります。

一般的に目にする大根の色は白ですが、白以外に赤・緑・紫・黄・黒などがあります。

日本の大根はほとんどが白い品種なので、大根にはスズシロ(清白)という別名もつけられています。

日本の大根の主な品種には、青首大根・白首大根・亀戸大根・桜島大根・聖護院大根・辛味大根・守口大根・源助・宮重・紅大根・大阪四十日・青皮紅心・葉だいこんなどがあります。

現在の主流品種は「青首大根」です。

「青首大根」の作付面積は98%を占めるといわれています。

練馬大根や大蔵大根は白首大根の品種になります。

白首大根は緑色の部分がないのでたくあん漬けなどに使われています。

 

次に、大根のあく抜き・栄養・効能・保存方法などの紹介をします。

 

大根のあく抜き

 

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大根には大根特有のエグ味があるのもあります。

あく抜きをすれば美味しく食べられます。

灰汁(あく)のある大根か否かを見分ける方法があります。

大根をよく見ると、透明感のある白い大根と不透明な白い大根があります。

灰汁(あく)があるのは不透明な白い大根になります。

不透明な白い大根はあく抜きの必要があります。

不透明な白い大根のあく抜き方法は、お米のとぎ汁に入れて柔らかくなるまで下茹でをします。

お米のとぎ汁がない時には大根を入れた沸騰したお湯に、一口分のご飯か一つまみの生米を入れてください。

透明感のある大根であればあく抜きをしないでも美味しく食べられます。

 

大根の栄養・効能

 

変な絵
変な絵

 

 

不透明な白い大根はあく抜きをしなければ美味しく食べられません。

灰汁(あく)がない大根は透明感のある白い大根です。

スーパーや八百屋さんで購入するときに良く見てください。

大根の栄養成分は、ビタミンA・ビタミンC・食物繊維(リグニン)・ジアスターゼ(アミラーゼ)・フラボノイドなどです。

大根に含まれているジアスターゼ(アミラーゼ)は消化をサポートとする成分として知られています。

大根には、消化不良・胃酸過多・二日酔い・せき・打ち身・頭痛・発熱・のぼせ・歯ぐきの出血・ニキビ・冷え性・がん・動脈硬化・胃潰瘍・胃炎・便秘などを改善する効能があるとされています。

 

大根の保存方法

 

大根のあく抜きが上手にできれば美味しく食べられます。

大根の最適保存温度は0~5℃になります。

冬季が旬の野菜なので0~5℃の室内であれば常温保存できます。

外気温が0℃以下の地方や冬季でも温かい九州地方では常温保存は適していません。

0~5℃の温度が保てる冷蔵庫の野菜室が適しています。

大根の保存には湿度が大切なので、冷蔵庫の野菜室に入れるときには乾燥しないようにして保存してください。

大根を冷蔵庫で保存するときのポイントは、白い根の部分と葉の部分を切り離してから保存することです。

冷蔵庫の野菜室に乾燥対策をして保存すれば1~2週間程度は賞味期限を延ばせます。