ピスタチオの栄養価はすごいけど、一日に食べて良い摂取量は?
ピスタチオは栄養成分が豊富な、ウルシ科カイノキ属の落葉高木&ナッツになります。
ピスタチオの原産は、古代トルコやペルシャなどの地中海沿岸と考えられています。
農耕文明が始まったころから自生していた原種を食用に栽培していたようです。
始めのころはアラブ系・アルメニア系・トルコ系などの人達ののみに親しまれていましたが、その後種子がローマに持ち込まれてヨーロッパに広がりました。
現在のピスタチオの主な生産地はイラン・アメリカ・トルコ・シリアなどです。
生産量NO1はイランになっています。
ピスタチオの食べ方は、熟した種子を殻果ごと焙煎して塩味をつけます。
ピスタチオが「ナッツの女王」と呼ばれるのは、ピスタチオグリーンと呼ばれる緑色と、他のナッツ類と異なる独特の風味です。
ピスタチオはピスタチオグリーンの緑色を活かして、ペーストにして製菓材料やケーキやクッキーの飾りつけに使われることもあります。
欧米にはピスタチオのペーストをアイスクリームに混ぜ込んだ美味しいスイーツもあります。
中東にはハルヴァと呼ばれるヌガーに似たピスタチオを使ったお菓子も人気があります。
ピスタチオは古くから漢方にも使われています。
生薬としては、腎炎・肝炎・胃炎などに有効とされています。
次に、ピスタチオの栄養成分や効能や一日の摂取量などの紹介をします。
ピスタチオの栄養成分
ピスタチオに含まれる栄養を紹介します。
ピスタチオには、ミネラル類のカリウム・鉄・銅やビタミン類のビタミンB1・ビタミンKなどが豊富に含まれています。
不飽和脂肪酸のオレイン酸や必須脂肪酸のリノール酸も豊富に含まれています。
オレイン酸やリノール酸には、コレステロール値を低下させる働きや胃腸の働きも活発にする働きがあります。
ピスタチオには、植物にだけ含まれる天然の機能性成分も含まれています。
植物に含まれている天然機能性成分は、ファイトケミカルのルテイン・ゼアキサンチン・β-カロテンなどです。
ピスタチオは健康生活に欠かせないナッツですね。
ピスタチオの効能
ピスタチオには、血中のLDLコレステロールを低減する働きや抗酸化物質を増やす働きもあります。
一般的なナッツには心血管疾患発症リスクを低下させる働きがあります。
ピスタチオのようにアーモンド・クルミには、総コレステロールやLDLコレステロールを低下させる働きがあります。
加えて、ピスタチオにおいては血圧降下作用あるようです。
コレステロール値や高血圧などの生活習慣病やアンチエイジングにおススメのナッツですね。
栄養成分豊富なピスタチオをおやつにおススメします。
ピスタチオの食べる量
ピスタチオには栄養が豊富に含まれています。
総コレステロールやLDLコレステロールを低下させる働きがあるので、コレステロールが気になる人におススメします。
美味しいので食べ過ぎには注意が必要です。
ピスタチオには高血圧予防・疲労回復・生活習慣病予防・眼病予防・便秘解消・美肌などへの効果が期待されていますが、カロリーが高いので食べ過ぎには注意が必要です。
健康・美容のために食べ過ぎるとカロリー過多になって肥満の原因になります。
ピスタチオ1粒でカロリー3.6kcal・糖質0.05gあります。