芋ほり後のさつまいもの保存方法と美味しく熟成、追成方法
さつまいもの保存方法やさつまいもの追熟方法を知っていれば、美味しいさつまいもをさらに美味しく調理できます。
さつまいもの保存方法には、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存・乾燥保存などがあります。
美味しく追熟させて、上手に保存してさつまいもを使ったお菓子を作りませんか。
さつまいもを使ったお菓子は子供たちだけでなく女性たちにも人気があります。
さつまいもの栄養成分は美容と健康アップにも役立ちます。
漢字表記では「薩摩芋」になります。
さつまいもは、ヒルガオ科サツマイモ属の植物です。
甘藷(かんしょ)・唐芋(からいも)・琉球薯(りゅうきゅういも)などとよぶ地域もあります。
欧米ではスィートポテトやヤムなどの名前で呼ばれています。
南アメリカ大陸がさつまいもの原産地だといわれています。
南アメリカ大陸から東南アジアに伝えられてから中国を経て宮古島へ伝わりました。
日本本土に伝わったのは17世紀の初め頃のようです。
琉球・九州に伝わってから本州と広がりました。
次に、さつまいもの保存方法・さつまいもの追熟・さつまいもの栄養成分などの紹介をします。
さつまいもの保存方法
さつまいもの保存方法には、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存・乾燥保存などがあります。
さつまいもを上手に追熟させれば甘くなります。
美味しく追熟させて上手に保存してください。
さつまいもの常温保存の適温は13℃です。
保存湿度は85~90%とされています。
低温に弱い植物なので常温保存するときには、さつまいもを1本ずつ新聞紙などで包んで保存します。
保存する場所は直射日光が当たらない風通しの良い冷暗所です。
保存場所の気温が20℃を超えると芽が出てくるので外気温が高くなったら冷蔵庫の野菜室をおススメします。
低温に弱い植物ですが冷蔵庫の野菜室であれば大丈夫です。
冷蔵庫の野菜室に保存するときにも新聞紙で1本ずつ包んで冷気から守ってください。
常温保存での保存期間は1か月程度です。
冷蔵庫の野菜室での冷蔵保存期間は2か月程度です。
冷凍保存もできます。
冷凍保存するときには輪切りにして加熱調理にして保存する方法と、加熱調理して潰して保存する方法があります。
加熱して冷凍保存すれば2週間~1ヶ月は保存できます。
干し芋にする方法もあります。干し芋にすれば3ヶ月は保存できます。
さつまいもの追熟
さつまいもの保存方法には、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存・乾燥保存があります。
さつまいもは追熟しないと甘くなりません。
家庭菜園で収穫したさつまいもと、八百屋さんやスーパーで購入したさつまいもでは甘さが違うと感じたことはありませんか。
家庭菜園で収穫したさつまいもが甘くないのは追熟不足だからです。
さつまいもの収穫時期は10~11月頃です。
さつまいもはシッカリと成熟してから収穫しないと美味しくなりません。
さつまいもは収穫したスグは甘みが少ないので食べるのは我慢してください。
さつまいもは収穫して2~3週間置くと甘みが強く美味しくなります。
追熟させることでデンプンが糖分に変化します。
甘みが増した美味しいさつまいもは追熟をさせてあります。
さつまいもの栄養成分
さつまいもの保存方法には、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存・乾燥保存があります。
さつまいもは収穫してから2~3週間追熟させると甘くて美味しくなります。
さつまいもにはビタミンC・ビタミンE・食物繊維・ヤラピン・カリウム・アントシアニン(紫芋)・カロテン(安納芋)が含まれています。
ビタミンCは健康美容に欠かせないビタミンです。
さつまいもは食物繊維を含んでいるので腸内環境の改善に役立ちます。
ヤラピンには緩下剤としての働きがあります。
食物繊維とヤラピンの作用で便秘も改善できます。
カリウムにはナトリウム排泄の働きがあります。
高血圧予防や改善・筋肉の痙攣改善などができます。