シャツなどについたソース汚れの応急処置、シミ抜き方法

たこ焼きのウスターソースやお好み焼きソース等のソース類は色が濃いので、少しのハネでも目立つ染みになりがちですね。

白いＴシャツやワイシャツに付いた染み（シミ）は、きちんとした対処をしないと薄く色が残ってしまうことがあります。

染み（シミ）には水溶性のシミと油性のシミがあるので注意が必要です。

水溶性のシミとは、コーヒー・お茶・ジュース・醤油・ソースなどの油分を含まない染みになります。

油性のシミとは、ケチャップ・チョコレート・マヨネーズ・カレー・口紅などの染みになります。

次に、ソースの染み（シミ）抜きや応急処置などの紹介をします。

水溶性の染み（シミ）

ソースの多くは水溶性の調味料なので水に溶けます。

水溶性の染み（シミ）には、コーヒー・お茶・ジュース・醤油・ソースなどがあります。

水溶性の染み（シミ）抜きのポイントは、液体に含まれている食品の色素を取り除くことです。

食品に含まれている色素を取り除けば、意外と簡単にシミ抜きができます。

コーヒー・お茶・ジュース・醤油・ソースなどの水溶性のシミ抜きに効果を発揮するのは、台所用中性洗剤です。

普段の食器洗いに使っている台所用中性洗剤があれば、コーヒー・お茶・ジュース・醤油・ソースなどの跡が薄く残ってしまうことを防げます。

次に、水溶性のシミが付いたときの応急処置を紹介します。

コーヒー・お茶・ジュース・醤油・ソースなどの水溶性のシミに必要なのは、台所用洗剤（中性洗剤）・タオル１枚・歯ブラシになります。

ステップ１・衣類を広げてシミの裏側にタオルを当てます。

ステップ２・歯ブラシをお湯で濡らして、シミの部分を軽くように濡らします。

ステップ３・歯ブラシに台所用洗剤の原液をつけて、シミの部分をトントンとたたいて汚れを浮かします。

注意点は、ゴシゴシと擦ると色素を広げることです。

ステップ４・ぬるま湯で軽くすすぎます。

ステップ５・シミが目立たなくなったら洗濯機で仕上げ洗いをします。

手洗い推奨の衣類に、コーヒー・お茶・ジュース・醤油・ソースなどの水溶性のシミが付いた時の応急処置を紹介します。

シミ取りに用意する道具は、台所用洗剤（中性洗剤）・小皿など・綿棒（５本程度）・輪ゴム・タオル２枚です。

ステップ１・衣類を広げてシミの裏側にタオルを１枚当てます。

ステップ２・もう１枚のタオルをぬるま湯にひたして絞って、シミ部分を軽くたたいて湿らせます。

ステップ３・小皿に水と洗剤を入れて混ぜます。

ステップ４・綿棒数本を輪ゴムでまとめて、洗剤液を先端に浸します。

ステップ５・シミ部分を綿棒で軽くポンポンとたたきます。

ステップ６・水で軽くすすいで状態をチェックします。

ステップ７・シミが目立たなくなったら、通常の手洗い洗濯で仕上げ洗いをします。

ソースなどの水溶性のシミの応急処置は、出来るだけ早くシミ落としする・汚れを擦らない・洗剤はシッカリ落とすが基本です。

応急処置をした衣類は帰宅後はスグに通常の洗濯をしてください。

やっかいなのは油性のシミです。

ケチャップ・チョコレート・マヨネーズ・カレー・口紅などの油性のシミも、台所用洗剤があれば応急処置はできます。

洗い方は基本的に水溶性シミと同じですが、応急処置をした後はスグに酸素系漂白剤で洗濯してください。

クリーニングにスグに出すのが無難です。