ニラ(韮)を冷蔵庫に保存してくさいときに、臭いを取る方法と対策
ニラの漢字表記は「韮」になります。
ネギ科ネギ属の野菜で古くから食べられています。
「古事記」や「万葉集」にも出てくるほど古くから知られている野菜です。
ニラは、7~9月頃に30~40cmの花茎(かけい)を伸ばして先端に白い花を咲かせます。
花芽も「花ニラ」として食用とされています。
ニラには、「葉ニラ」・「黄ニラ」・「花ニラ」です。
「葉ニラ」は緑の葉を食べる一般的なニラです。
「黄ニラ」は、軟白栽培されたニラになります。
「花ニラ」は、花径を収穫していたものです。
ニラの生産地では高知県・栃木県・茨城県がトップ3です。
生産量が多い高知県のグルメには「ニラ塩焼きそば」があります。
栃木県には「宇都宮餃子」があります。
「花ニラ」の産地は新潟県になります。
ニラはスーパーマーケットでは通年で購入できます。
ニラには旬がないようにも感じますが美味しい時期はあります。
スタミナ料理などに多用されるので、ニラは夏が旬のイメージがあります。
真夏でも収穫できる大切な葉野菜ですが、最も美味しい時期は春に初めに伸びてきた葉になります。
春の出始めのニラの葉は柔らかくて香りも強いので美味しいと言われています。
ニラ(葉ニラ)の旬は3~4月になります。
黄ニラの旬は2~3月になります。
花ニラの旬は5~9月になります。
次に、ニラの栄養・ニラを入れた冷蔵庫が臭い・ニラの臭いを消す方法などの紹介をします。
ニラの栄養
ニラに含まれている栄養成分には、ビタミン類・ミネラル類・食物繊維があります。
ビタミン類では、β‐カロテン・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビタミンCなどがあります。
ミネラル類では、ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄などがあります。
β‐カロテンには抗発ガン作用や免疫賦活作用があります。
ニラにはビタミンB1の吸収を助けるアリシンも含まれています。
疲労回復や滋養強壮に効果があります。
アリシンには免疫力を高める働きがあります。
ガン予防・血行促進・血栓予防・動脈硬化予防などの効果があります。
ビタミンC・β‐カロテン・ビタミンE・アリシンの働きはアンチエイジングにも役立ちます。
生活習慣病改善にニラ料理をおススメします。
次に、ニラの冷蔵庫が臭い・ニラの臭いを消す方法などの紹介をします。
ニラを入れた冷蔵庫が臭い
ニラを入れている冷蔵庫が臭いことはありませんか。
ニラの臭いの原因は「アリシン」が原因です。
アリシンという成分はニンニクにも含まれています。
アリシンには、強い抗菌作用と抗カビ作用があります。
アリシンは安定した化合物ではないので、放置しておくと徐々に失われます。
ニラを入れた冷蔵庫の臭いをとるには消臭剤を使う方法があります。
消臭剤で臭いが消えない時には、重曹を溶いたお湯を使う方法があります。
重曹を溶いたお湯をしみこませたふきんを使って冷蔵庫を拭きます。
重曹を溶いた水を入れたコップを冷蔵庫内に置く方法もあります。
シッカリと臭いを消すには、重曹水を含んだふきんで拭くのが効果的です。
ニラの臭いを消すには
ニラを入れた冷蔵庫の臭いが強い時には、重曹を溶いた水を含んだ付近で冷蔵庫内を吹くことでニラの臭いを消すことができます。
重曹の代わりにエタノールを使う方法もあります。
エタノールをふくませた付近で冷蔵庫を拭けば臭いを消せます。
備長炭を冷蔵庫内に置く方法もあります。