黄ニラの旬、栄養価、食べ方。ニラとの違い
ニラの漢字表記は「韮」になります。
ニラ(韮)には3つの種類があります。
「葉ニラ」・「黄ニラ」・「花ニラ」の3種類です。
ニラ(韮)を使った主な料理には、炒め物・煮物・汁物・和え物・餃子・ハンバーグなどがあります。
炒め物では、ニラレバ炒めやニラと卵の炒め料理などが人気です。
煮物や汁物の具材でも美味しく食べられます。
もつ鍋などの鍋料理にはニラ(韮)は欠かせません。
味噌汁やスープに入れても美味しく食べられます。
ニラ(韮)をサッと茹でればお浸しや和え物にもなります。
ごま油を使った和え物や和風のお浸しも人気があります。
餃子やハンバーグの具材にしてニラ(韮)を使えば美味しく食べられます。
ニラ(韮)を細かく刻んでひき肉と混ぜれば、餃子の具・ハンバーグ・肉団子などで美味しく食べられます。
ニラ(韮)を使った調理のポイントは、手早く仕上げることです。
炒め物などは火が通りやすいので生のまま投入してサッと炒めます。
ニラ(韮)を茹でるときには、歯ざわりを残す程度が美味しくなります。
沸騰させたお湯の中に1~2分茹でればOKです。
ニラ(韮)の香り成分は、揮発性なので加熱すれば香りが弱まります。
次に、黄ニラの栄養成分・黄ニラと葉ニラの違い・黄ニラの旬・ニラの選び方・ニラの保存方法などの紹介をします。
黄ニラの栄養成分
日本記念日協会認定の「黄ニラ記念日」は2月12日です。
黄ニラは光をあてないで軟白栽培した黄色いニラ(韮)になります。
黄ニラは生産量が少ないので、通常の緑の葉ニラに比べて2倍以上の価格がします。
黄ニラの特徴は、葉ニラに比べて香りが穏やかで柔らかい食感があることです。
黄ニラの栄養成分は、緑色の葉ニラに比べると少なくなっています。
黄ニラに含まれている栄養成分は、タンパク質・ビタミン類・ミネラル類です。
ビタミン類は、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビタミンCなどです。
ミネラル類は、カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・銅・マンガンなどです。
次に、黄ニラと葉ニラの違い・黄ニラの旬・ニラの選び方・ニラの保存方法などの紹介をします。
黄ニラと葉ニラの違い
黄ニラの栄養成分は、タンパク質・ビタミン類・ミネラル類です。
黄ニラと葉ニラの大きな違いは栽培方法ですね。
葉ニラは普通の野菜のように栽培されますが、黄ニラは光を制限して栽培します。
ニラの芽が出る前の根株に覆いを被せて光を制限します。
光を制限してニラ(韮)を軟白化させます。
光を制限して栽培することで、葉ニラ特有の臭みがなくなります。
黄ニラの方が、葉ニラよりも柔らかくて甘みが有ります。
岡山県は黄ニラの主産地になっています。
黄ニラは中華料理の食材としても知られていますね。
次に、黄ニラの旬・ニラの選び方・ニラの保存方法を紹介します。
黄ニラの旬・選び方・保存方法
黄ニラの栄養成分はタンパク質・ビタミン類・ミネラル類になります。
黄ニラと葉ニラの大きな違いは栽培方法です。
黄ニラの旬は2月です。
黄ニラは2月頃が最も柔らかくて美味しくなります。
黄ニラの選び方は葉が折れたり、しおれていないものを選びます。
黄ニラは折れた所から傷みやすいので注意が必要です。
黄ニラは常温で保存するとすぐに腐ります。
腐って凄まじい匂いを出します。
黄ニラは光をあてると緑色になってしまうので、光にあてないように注意してください。
黄ニラを保存するときには冷蔵保存にします。
黄ニラをポリ袋等に入れて袋の口を輪ゴム等でシッカリ閉じて密閉してから、冷蔵庫の野菜室に保存します。
袋を密閉することで保存期間が長くなります。
袋を密閉すると、呼吸による低酸素・高二酸化炭素状態になって呼吸が抑制されるようになり保存期間が長くなります。
袋を密閉していれば、黄ニラ(韮)の匂いが冷蔵庫に蔓延するのも予防できます。
袋を密閉しないのであれば新聞紙にくるんで保存する必要はありません。
購入時のビニール袋のまま冷蔵庫の野菜室に保存してください。
冷蔵庫の野菜室に袋を密閉して保存すれば賞味期限は10日程度になります。
袋を密閉しなければ、冷蔵庫の野菜室に保存しても賞味期限は3日程度になります。