白子の場所・部位、栄養、種類、食べ方、下ごしらえ方法
タラ・アンコウ・フグの成熟した白子は美味しいので人気があります。
白子とは魚のどこの場所になるのでしょうか。
美味しい白子には栄養成分も豊富に含まれています。
タラ・アンコウ・フグの白子は有名ですが、白子を食材にする魚の種類は他にもあります。
美味しい白子は、酢の物・汁物・鍋物・焼き物で食べられています。
フグの白子は旨味が芳醇で美味しいので人気がありますが、フグの身や内臓には猛毒のテトロドトキシンが蓄積しているので注意が必要です。
フグの種類によって猛毒のテトロドトキシンが蓄積している部位は違います。
白子にテトロドトキシンが蓄積しているフグの種類は少ないとされています。
次に、魚の白子の場所・白子の栄養・白子の種類・下ごしらえ方法などの紹介をします。
フグの白子の場所
魚の白子の場所は精巣です。
猛毒のテトロドトキシンで有名なフグの白子は旨味が芳醇なので人気があります。
フグの白子は美味しいだけでなく栄養成分も豊富に含まれています。
トラフグの白子は「白いダイヤ」とも呼ばれて人気があります。
「白いダイヤ」にはビタミンB群・ビタミンD・ビタミンEが含まれています。
ビタミンB群では、ビタミンB1・ビタミンB12が多いですね。
ビタミンB12は記憶力アップや集中力アップが期待できるビタミン類です。
受験生にはトラフグの白子が良さそうです。
ビタミンDはカルシウムの吸収に必要なビタミンです。
骨粗鬆症が心配な女性にはトラフグの白子をおススメします。
白子にはアンチエイジングの成分も含まれています。
次に、タラの白子の種類・食べ方や下ごしらえ方法などを紹介します。
タラの白子
白子の場所は魚の精巣になります。
白子の栄養成分にはビタミンB1・ビタミンB12・ビタミンD・ビタミンEなどがあります。
タラの白子はタラの種類で名前が違います。
スケソウダラの白子は助子(スケコ)と呼びます。
マダラの白子は真子(マコ)と呼びます。
タラの白子には地方名もたくさんあります。
北海道では「タチ・タツ」・青森県では「タヅ」
・岩手県や宮城県では「きく・きくわた」・秋田県や山形県や福井県では「ただみ」
・京都では「くもこ」と呼ばれています。
タラの白子は、天ぷら・焼き物・味噌汁の具材・鍋の具材として食べられています。
下ごしらえをすることで、タラの白子の生臭さを抑えられます。
ステップ1-タラの白子をキレイに洗ったら塩をふって全体に混ぜ合わせます。
ステップ2-次に水を入れてぬめりを洗いながら薄皮もとります。
ステップ3-ぬめりをとった白子をザルに上げてから熱湯をかけます。
ステップ4-熱湯で身がしまったら食べやすい大きさにちぎります。
イカの白子
イカの白子の場所も精巣です。
美味しい白子には栄養成分も豊富です。
白子の種類ではイカも人気があります。
イカの白子は数が少ないので市場にはあまり出回っていません。
珍重品として高級料亭などで食されています。
イカの白子の食べ方は、ポン酢や鍋物の具材・天ぷら・ソテー・吸い物・味噌汁になります。