カフェインが入っているココアは子供や妊婦が飲んでも大丈夫?
ココアの効果・効能にはいろいろありますがカフェインが含まれているので注意が必要だともいわれます。
ココアに含まれているカフェインは子供に安全なのでしょうか。
ココア のカフェインが含まれていますが妊娠中でも大丈夫なのでしょうか。
ココアの英語表記は「cocoa」です。
ココアの原料はカカオの種子(カカオ豆)になります。
ココアとは、広義にはカカオ豆やカカオ豆を原料とするチョコレートの各種中間製品になります。
狭義には、粉末ココアパウダーや、ココアパウダーを溶かした飲料になります。
ココアパウダーを溶かした飲料のココアとホット・チョコレートはだいたい同じものです。
区別をするなら、飲料のココアはココアパウダーから作られ、ホット・チョコレートは、ココアバターをより多く含んだクーベルチュール・チョコレートから作られているとされます。
ココアパウダーはココアケーキを粉砕してつくります。
ココアケーキは、カカオマスからココアバターを搾油した残りになります。
一般的な美味しいココアは、ココアパウダーに砂糖や粉乳を加えて「調整ココア」にしたものです。
ココアパウダー(ピュアココア)は、カカオマスをある程度脱脂して粉末にしたものです。
約300粒のカカオ豆から約1kgのココアパウダーが取れるとされています。
ピュアココアにもココアバターが11~24%含まれています。
次に、ココアの成分と効果・ココアのカフェインや、ココアに含まれているカフェインは子供に大丈夫?ココアのカフェインは妊娠中でも大丈夫?などの紹介をします。
ココアの成分と効果
ピュアココアの100g当たりのエネルギーは271Kcalです。
100g当たりのピュアココアに炭水化物が42.4g含まれています。
炭水化物42.4g中の食物繊維は23.9gです。
脂肪分は21.6gでタンパク質は18.5g含まれています。
ピュアココアにはビタミン類・ミネラル類・カフェイン・コレステロール・テオブロミン・ポリフェノールも含まれています。
ココアの効能には、
・筋力アップや筋力バランスの改善
・動脈硬化抑制・脳の機能改善・血流促進
・冷えやむくみの改善・メタボの予防・紫外線ダメージの軽減などがあります。
ココアのカフェイン
ココア100gに含まれているカフェインの量は0.2gです。
カフェインは主にコーヒー飲料・緑茶・紅茶・コーラ・ココアなどに含まれているとされています。
・コーヒー飲料には100~150mg・緑茶には40~50mg
・紅茶には30~75mg・コーラには10~20mg
・ココアには10~50mgのカフェインが含まれているようです。
カフェインには、覚醒作用・解熱鎮痛作用・強心作用・利尿作用があるとされています。
医薬品では総合感冒薬や鎮痛薬に用いられています。
カフェインには不眠・めまいなどの作用もあるといわれています。
次に、ココア飲料を子供に飲ませても大丈夫?ココアのカフェインは妊娠中の女性でもOK?などの紹介をします。
ココアは子供や妊娠中でも大丈夫?
ココア飲料にはカフェインが含まれています。
市販の調整ココアには5~10ml程度のカフェインしか含まれていません。
カフェイン量が少ない市販の調整ココアは子供が飲んでも問題ないとされています。
ココア商品を製造販売している「森永」・「バンホーテン」・「明治」の公式サイトでも、特別問題視する必要はないことが紹介されています。
ココア飲料のカフェインは少ないので、妊娠中のプレママや授乳中のママでも心配ありません。
ココアにはビタミン類・食物繊維・ミネラル類が豊富に含まれているので美容と健康におススメです。