冬至にかぼちゃを食べる理由、由来。いとこ煮とは?
冬至という言葉を聞くと「冬至かぼちゃ」を思い出す人も多いのではないでしょうか。
冬至には冬至かぼちゃを食べる風習がある地域も多いようです。
冬至におススメのかぼちゃ料理を知っていれば冬至の日を楽しめますね。
冬至かぼちゃのいとこ煮は多くの地域で食べられているようです。
冬至かぼちゃの「冬至」の日は、二十四節気の第22になります。
北半球では太陽の南中高度が最も低く、冬至の日が一年のうちで最も日の出から日没までの時間が短いとされています。
昼が最も短くて夜が最も長くなる日ですね。
現在の定気法では太陽黄経が270度で12月22日頃になります。
冬至の日は、
・2018年は12月22日
・2019年は12月22日
・2020年は12月21日になります。
2021年~2013年まで12月22日が冬至です。
次に、冬至かぼちゃ風習・冬至かぼちゃを食べる地域・冬至かぼちゃの料理・冬至かぼちゃのいとこ煮などの紹介をします。
日本の冬至の風習
冬至にカボチャの煮物を食べる風習が「冬至かぼちゃ」です。
冬至かぼちゃを食べる地域もありますが、冬至の風習は冬至かぼちゃ料理などの煮物を食べるだけではありません。
冬至にかぼちゃを食べると中風にならないで長生きすると言われています。
日本の風習には、「星祭(ほしまつり)」・「冬至風呂」などや、「冬至粥」・「冷酒」・「コンニャク」・「かぼちゃ」・「と」のつく食べ物を食べる風習などがあります。
「星祭」は、妙見系の神社等で行われます。
「星祭」には、生まれ年の十二支に該当する当年星を祀って、無病息災を祈ります。
「冬至風呂」は、冬至の日に冬至風呂と称して柚子湯に入る風習です。
「冬至粥」は、冬至の日の朝に小豆粥を食べる風習です。
小豆粥には疫病にかからないという言い伝えがあります。
「コンニャク」を食べる風習もあります。
コンニャクは「体の砂払い」と言われるので、体内の悪いものを掃除するという意味があるようです。
冬至に「と」の付く食べ物を食べる風習もあります。
冬至の「と」に因んだ風習です。
「と」がつく冬至の食べ物には、豆腐・唐辛子・ドジョウ・いとこ煮などがあります。
次に、冬至かぼちゃを食べる地域・冬至かぼちゃの料理・冬至かぼちゃのいとこ煮などの紹介をします。
冬至かぼちゃを食べる地域
冬至かぼちゃを食べる地域では料理に違いがあります。
冬至の日のかぼちゃ料理の代表は「かぼちゃの煮物」になります。
冬至の食べ物の小豆とかぼちゃを使った料理を食べる地域もあります。
・北海道-かぼちゃしるこ
・青森-かぼちゃ粥
・岩手-かぼちゃひっつみ
・宮城、秋田、山形、新潟、福島、石川、福井、京都、岐阜、大阪、奈良―かぼちゃのいとこ煮
・富山―いとこ煮
・山梨―かぼちゃのほうとう
・兵庫―かぼちゃしるこ
・広島―かぼちゃ汁
・山口―かぼちゃぜんざいなどです。
次に、冬至かぼちゃのいとこ煮の紹介をします。
冬至のかぼちゃのいとこ煮
冬至かぼちゃを食べる風習がある地域は多いですね。
冬至にはかぼちゃ料理だけでなく、「と」のつく食べ物や小豆粥・コンニャクなどを食べる風習もあります。
冬至かぼちゃのいとこ煮は、宮城、秋田、山形、新潟、福島、石川、福井、京都、岐阜、大阪、奈良などの地域で食べられています。
冬至の日に食べる「かぼちゃのいとこ煮」は、かぼちゃと小豆を使った煮物料理です。