かぼちゃの切り口がぬるぬるの場合は食べられる?カビの見分け方
かぼちゃの漢字表記は「南瓜」です。
かぼちゃ(南瓜)は、ウリ科カボチャ属に属する果菜になります。
かぼちゃ(南瓜)の原産地は、南北アメリカ大陸だと考えられています。
現在の主要生産億は、中国・インド・ウクライナ・アフリカなどになります。
かぼちゃ(南瓜)の名は。ポルトガル語由来だとされています。
地方名には、「ぼうぶら」・「ボーボラ」・「唐茄子(とうなす)」・「南京(なんきん)」などがあります。
かぼちゃ(南瓜)の英語表記は「pumpkin(パンプキン)」だと思われていますが、北米では果皮がオレンジ色の種類のみが「パンプキン」です。
果皮がオレンジ色の種類以外のかぼちゃ(南瓜)は、全て「squash(スクウォッシュ)」と呼ばれます。
日本のかぼちゃ(南瓜)は、「kabocha(かぼちゃ)」や「squash(スクウォッシュ)」と呼ばれています。
かぼちゃ(南瓜)にはカビが生えることがあります。
かぼちゃ(南瓜)のカビの見分け方を知っていれば役立ちます。
かぼちゃ(南瓜)の切り口がぬるぬるしていても食べられるのか気になりますね。
次に、かぼちゃの選び方・保存方法・かぼちゃのカビの見分け方・かぼちゃの切り口のぬるぬる・白や黒いカビを取り除く、などの紹介をします。
かぼちゃの選び方・保存方法
かぼちゃ(南瓜)は栄養成分豊富な果菜です。
ビタミン類・ミネラル類・食物繊維などが含まれています。
ビタミン類は、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・β―カロテン・葉酸などです。
ミネラル類は、カリウム・カルシウム・マグネシウム・リンなどです。
食物繊維は不要性食物繊維と水溶性食物繊維です。
かぼちゃ(南瓜)は、皮の表面にツヤがあるものを選びます。
緑ではなく黄色い部分があってもかまいません。
黄色い・オレンジ色の部分は日焼けしていない部分です。
色むらの黄色・オレンジ色が濃いものを選びます。
軸が太くて軸の周りがへこんでいるもの・キレイに左右対称の丸い形のものが美味しいです。
手に持った時にずっしりと重たくて、皮が固いものを選びます。
カットされていない丸のままのかぼちゃ(南瓜)は、直射日光が当たらない風通しの良い場所であれば2ヶ月程度は保存できます。
カットしたかぼちゃ(南瓜)は、中のワタを取ってラップでピタッと包んで冷蔵庫の野菜室に保存すれば、1週間程度は大丈夫です。
次に、かぼちゃのカビの見分け方・かぼちゃの切り口がぬるぬる・白や黒いカビを取り除いたら食べられる?などの紹介をします。
かぼちゃのカビの見分け方
カビは3種類に分けられるようです。
かぼちゃ(南瓜)に生えたカビの見分け方では、3種類のカビのことを知ることが大切です。
どういったカビがかぼちゃ(南瓜)に生えてくるのか見分けておくことは重要です。
3種類のカビは、「青カビ」・「白カビ」・「黒カビ」になります。
青カビは、ミカンや餅などの食材に生えているので見分けられます。
かぼちゃ(南瓜)にも青カビは生えます。
青カビには毒性が強いものもあります。
白カビは酵素の力が強いのが特徴です。
白カビは、生えた箇所の成分を分解するので味や食感などを変えます。
かぼちゃ(南瓜)に生える白カビは有毒なので気をつけましょう。
白カビの中には発がん性のものもあります。
かぼちゃ(南瓜)に白カビが生えたら要注意ですね。
黒カビは、特に湿気が多いところを好むカビです。
温度が高い風呂場などで見かけることが多いカビです。
黒カビは一度生えると根深いので取るのが難しいですね。
黒カビは、白カビや青カビと比べると有毒性が低くなります。
只、黒カビが生えた状態が続くと喘息などの原因になるので気をつけてください。
黒カビは加熱をすると殺菌できるカビです。
かぼちゃ(南瓜)の切り口がぬるぬるしているのは、腐っている可能性があります。
かぼちゃ(南瓜)にカビが生えていたり、腐っていたら食べないで破棄しましょう。
白や黒いカビを取り除く
かぼちゃのカビの見分け方は「カビの色」です。
かぼちゃ(南瓜)の切り口がぬるぬるしているのは腐っている可能性があります。
かぼちゃ(南瓜)が腐ると次のようになります。
・黒く変色・ブヨブヨに柔らかい・ぬるぬるする
・異臭がする・酸っぱい味がする、などです。
かぼちゃ(南瓜)に青カビ・白カビ・黒カビが生えたら食べられるのでしょうか。
白カビや青カビが生えたら破棄してください。
昔は青カビなどは叩けば食べられる、という話もありましたがNGです。
白カビや青カビには有毒性があるので、スグに破棄してください。
カビが生えたかぼちゃ(南瓜)を放置すると、他の野菜にカビが移ります。
黒カビが生えた場合は、生えている黒カビが狭い範囲であれば、その部分を5cm程度削り、十分に加熱すれば食べられます。
黒カビは加熱すれば殺菌されますが、気になる場合は捨ててください。