ショートケーキのショートの意味。苺、スポンジ、生クリームの理由
ショートケーキは美味しいですね、子供から高齢者まで人気のある洋菓子です。
ショートケーキの英語表記は「short cake」です。
ショートケーキの形と定義は国によって大きく異なります。
日本人がイメージしているショートケーキは、英語圏では違う名称になっているようです。
日本人がイメージするショートケーキは、苺などがのせられているスポンジと生クリームが層になっているケーキです。
日本のショートケーキは、英語圏では「レイヤーケーキ」と呼ばれているタイプに似ているとされています。
「レイヤーケーキ」の英語表記は「Layer cake」です。
「Layer cake」は「Layered cake」と呼ばれることもあります。
次に、ショートケーキのこと・ショートケーキのショートの意味・苺とスポンジと生クリームの組み合わせ・日本のショートケーキ、などの紹介をします。
ショートケーキ
ショートケーキのルーツは、1588年のイギリスの料理本「イングリッシュズ・クークボーク」に記録されたケーキだとされています。
元々はイギリス式のショートケーキは、スポンジ生地だけではなくビスケット生地も使われています。
ケーキにのせる果物も苺に限定されてなく、リンゴ・オレンジ・レモン・ブルーベリーなど多彩です。
イギリスの植民地として、アメリカがショートケーキ文化を受けた後は、パン・クッキーも生地に使われました。
フルーツ味のソーダジュースを生クリームに入れるスタイルになったようです。
イギリス式とアメリカ式のショートケーキは、日本式のショートケーキと比べると別物のような大きな差があります。
ショートケーキはイギリスおよび英語圏の独自の文化なので、フランス・イタリア・ドイツなどではショートケーキを分からない人も多いようです。
ヨーロッパに広く存在しているイチゴケーキは、苺を使ったケーキのことです。
次に、ショートケーキのショートの意味・苺とスポンジと生クリームの組み合わせ・日本のショートケーキ、などの紹介をします。
ショートの意味
ショートケーキのショートの意味にはいろいろな説があります。
・英語表記の「short」の「もろい・サクサクした」に由来しているとする説
・「ショートタイム」の意味だとする説
・短時間で作れるからとする説
・アメリカで「ショートケーキ」と呼ばれる洋菓子をヒントにして作られたとする説
・イギリスのショートブレッドに、イチゴとクリームを挟んだ洋菓子から始まったとする説
・生クリームや苺を使うので日持ちしないからという説
・スポンジ生地の作成にショートニングを使っているからという説、などいろいろです。
日本のショートケーキ
日本式のショートケーキのルーツは、フランス式やアメリカ式になります。
フランスやアメリカのショートケーキを、日本風にアレンジした洋菓子です。
ショートケーキのことを、カットケーキと混同している人も多くいます。
しかし、ショートケーキの原義には、小さいケーキ(カットケーキ)という意味は含まれていません。
丸型の大きなケーキもショートケーキになります。