いなり寿司三角、四角の形の違いは関西、関東で異なる?具も違う?
いなり寿司の形は関東と関西では違うようです。
いなり寿司の形の違いを知っていると、関東系か関西系のいなり寿司かが分かりますね。
いなり寿司の形は、三角と四角(俵)のどれが好きですか。
いなり寿司は、高級な寿司屋ではあまり見られません。
回転寿司・庶民的な寿司屋・テイクアウト専門の寿司屋、などでは人気のお寿司です。
商店街などにある総菜店・スーパーマーケット・コンビニエンスストアなどでも、いなり寿司は人気の商品になっています。
家庭で作る行楽の弁当や家族のお祝い行事でも、いなり寿司は良く登場する料理です。
いなり寿司の由来になっている稲荷神社の稲荷神は商売繁盛と豊作の神様です。
一般的ないなり寿司は、米俵を模した俵型(円筒に近い直方体)に仕上げられます。
次に、いなり寿司のこと・いなり寿司の形・関東と関西のいなり寿司の形の違い・いなり寿司の形(三角・四角以外)、などの紹介をします。
いなり寿司
いなり寿司の漢字表記は「稲荷寿司」になります。
いなり寿司は、甘辛く煮た油揚げの中に、酢飯を詰めた美味しい寿司です。
いなり寿司は、「お稲荷さん」・「お稲荷」・「いなり」などとも呼ばれています。
いなり寿司を、遠足・運動会の楽しく食べたことが多い人も多いのではないでしょうか。
いなり寿司は、子供から高齢者まで人気の寿司です。
誕生日会などいろいろなお祝い料理に選ばれています。
いなり寿司は、袋状に開いた油揚げに寿司飯を詰めた美味しいお寿司です。
袋状に開いた油揚げは甘く・甘辛く煮付けてあります。
油揚げに詰める寿司飯には、そのままの寿司飯・ニンジンやシイタケなどの具材を混ぜた寿司飯などがあります。
いなり寿司は印籠寿司の一種になります。
印籠寿司では油揚げを使ったいなり寿司が知られていますが、イカの胴・竹の子・白瓜をくりぬいたもの、などを用いたお寿司もあります。
いなり寿司に使われる油揚げは、味がしっかり煮込んだもの・油揚げをひっくり返して寿司を詰めるもの・油揚げの表面を炙ったもの、など地域によっていろいろあります。
いなり寿司の形
いなり寿司の形は関東と関西では違うようです。
関東と関西のいなり寿司の形の違いを知っていると、いなり寿司を食べるのがもっと楽しくなりそうです。
いなり寿司を家庭で作ったいなり寿司を見れば、三角か四角かで父母の出身地がだいたい予測できる可能性もあります。
関東のいなり寿司の形は俵型(四角)です。
関東のいなり寿司は、酢飯が俵型(四角)の油揚げがスッポリ包んでいます。
俵型(四角)は、米俵を模写した形になります。
稲荷寿司はお稲荷さん(きつね)の好物だとされています。
油揚げを使っているお寿司なので、稲荷寿司と呼ばれるようになったようです。
関西風のいなり寿司は、京都の伏見稲荷が発祥と言われています。
三角のいなり寿司は、キツネの耳や伏見稲荷大社のある稲荷山のかたちを模したものとされています。
関西方面に多いいなり寿司の具は酢飯だけではありません。
油揚げに、五目飯やひじき飯などが入れてあります。
関東と関西のいなり寿司の味
いなり寿司の形は関東と関西で違います。
いなり寿司の関東と関西の形の違いは形だけではありません。
いなり寿司は三角と四角の形によって、味の濃さが違うと言われています。
暖かい地方は料理の味付けが薄いとされています。
寒い地方は料理の味付けが濃いとされています。
関東のいなり寿司は、関西に比べて濃い味で、関西のいなり寿司は薄味になっているという説があります。
中に入れる具にしっかり味が付いている関西は、油揚げが薄味になっているとする説があります。
酢飯のみを詰める関東は、油揚げの味付けを濃くしているという説があります。