あさりの保存方法と旬の時期 常温、冷蔵で保存できる?
あさりの保存方法を知っていれば美味しく食べられます。
あさりは最大殻長6cm程度にまで成長する二枚貝です。
汽水状態を住みかとして、成貝は海岸の潮間帯から干潮線下10m程度の浅くて塩分の薄い砂地や砂泥底に分布しています。
あさりは、日本でも古くから食用とされていたことが発掘調査で分かっています。
貝塚などから数多くの貝殻が出土しています。
あさりは現在でも人気の食材です。
和食では潮汁・酒蒸し・味噌汁・和え物・しぐれ煮などで親しまれています。
洋食でもスパゲッティやクラムチャウダーの具などに用いられています。
日本で生食の習慣はないようですが、ポルトガルやチリでは生で賞味されているようです。
あさりが美味しい時期の旬は春先と秋口になります。
春先と秋口のあさりが最も身が肥えます。
潮干狩りに行って肥ったあさりを採りませんか。
美味しいあさりは、貝殻の色が白黒、水色、茶色、紫色など模様や色がはっきりしているものだそうです。
全体として模様がはっきりしてないものや黒っぽいのは品質が落ちます。
次に、あさりの砂抜き方法や常温・冷蔵・冷凍などの保存方法を紹介します。
あさりの保存方法
あさりの保存方法には常温保存・冷蔵保存・冷凍保存があります。
潮干狩りで模様がはっきりしているあさりを採ったらスグに砂抜きをしましょう。
砂抜きをしなければ身の中に砂が混じっていて美味しく食べられません。
砂抜きの方法を紹介します。
水道水1リットルに大さじ2杯の塩を入れて塩水をつくります。
たっぷりの塩水の中にあさりを入れます。
塩水に浸したあさりが入った容器を新聞紙などで包みます。
あさりは暗がりで水管を伸ばして砂を吐き出します。
砂抜き時間は3時間程度になります。
スーパーで購入したあさりも砂抜きが不十分な時もあります。
あさりの常温保存温度は10~15℃です。
直射日光を避けた涼しい冷暗所であれば保存時間を延ばせます。
春季・夏季・秋季は気温が高いので数時間程度の保存が適切です。
あさりの冷蔵保存
あさりは生ものなので常温での長期保存は危険です。
外気温が低い冬季であれば数日間は常温保存ができる地域もありますが身が細るので美味しくありません。
生きていても早めに食べたほうが良いですね。
砂抜きをしたあさりは冷蔵保存が良いですね。
塩水を変えながら冷蔵庫の野菜室で保存すれば賞味期限が延びます。
冷蔵庫の野菜室で保存したときの賞味期限は1~2日になります。
潮干狩りで採ったあさりもスーパーで購入したあさりも保存期間は変わりません。
あさりの冷蔵保存
あさりを長期保存するなら冷蔵保存をおススメします。
冷凍保存する前にシッカリと砂抜きをします。
あさりの殻をよく洗った砂抜きしたあさりを冷凍してください。
冷凍保存方法のステップ1は、殻の水気をふき取って金属製トレーに並べて冷凍庫で凍らせます。
凍らせたあさりをフリーザーパックに入れて冷凍庫で保存します。
トレーに並べて急速に冷凍することで風味を保てます。
解凍時は直接調理します。解凍してから加熱するとあさりが開かなくなります。