パン粉の保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?

パン粉(ぱんこ)の保存方法を知っていれば美味しい揚げ物を食べられます。

パン粉とは、パンなどを粉状に砕いた調理用加工食品になります。

トンカツやコロッケやメンチカツなどの揚げ物の衣や、食材のつなぎとしてよく使われています。

パン粉はふりかけの材料としても使われています。

パン粉には大きく分けて3つの種類があります。

欧米の伝統的パン粉・生パン粉・乾燥パン粉です。

欧米の伝統的パン粉は、乾燥したパンやクラッカーを細かく粉砕したものです。

生パン粉は、乾燥していないパンを大まかな粉状にほぐし砕いてつくります。

乾燥パン粉は、生パン粉を乾燥させたものです。

欧米でのパン粉の使われ方は、日本と同じく揚げ物の衣・グラタン料理などにふりかけるなどで使われています。

イタリアのシチリア島には、パン粉を使った“貧乏人のパスタ”と呼ばれる庶民料理があります。

日本では食パンを利用した「生パン粉」が始まりのようです。

トンカツやフライ料理などの揚げ物の衣として使われました。

日本式の西洋料理には欠かせない食材として使われています。

日本で最も一般に流通しているパン粉は、乾燥させて保存性を高めた目の荒い乾燥パン粉です。

日本のパン粉は、欧米伝統のパン粉より粒の大きなパン粉なので日本スタイルのパン粉として海外にも知られています。

一般的に日本では料理によってパン粉の粒の大きさを使い分けます。

・荒く砕いたパン粉は揚げ物

・細かく砕いたパン粉は肉料理のつなぎやカツレツなどの焼き物に使われています。

 

次に、パン粉の常温・冷蔵・冷凍保存方法を紹介します。

 

パン粉の保存方法

 

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パン粉の保存方法では、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存が考えられます。

開封前の乾燥パン粉であれば常温保存できます。

常温保存するときには直射日光を避けて風通しの良い冷暗所を選びます。

長期に常温保存する場合は、害虫が袋を食い破ってパン粉に侵入する可能性があるので密閉できるタッパーや袋に入れて保存してください。

生パン粉であれば未開封でも消費期限が短くなるので注意してください。

未開封の場合の一般的な賞味期限は生パン粉で1ヶ月程度・乾燥パン粉で6ヶ月程度のようです。

生パン粉は。開封後の常温保存はできません。

乾燥パン粉でも密封性の良い容器に入れて冷蔵保存することをおススメします。

 

パン粉の冷蔵保存方法

 

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パン粉の保存方法には冷蔵保存があります。

生パン粉も乾燥パン粉もすぐに使わないときには冷蔵庫で保存すれば安心です。

夏季の気温が上がりやすい時期の劣化や害虫被害を予防できます。

生パン粉を開封したら冷凍保存をおススメします。

乾燥パン粉を開封したら冷蔵庫で保存します。

乾燥パン粉を冷蔵保存するときには密封容器や密封できる袋に入れて保存します。

 

生パン粉の冷凍保存方法

 

生パン粉の保存方法では冷凍保存をおススメします。

生パン粉を冷凍保存するときには、小分けしてラップで包んで冷凍用保存袋に入れます。

パン粉を解凍するときには自然解凍にします。

生パン粉を解凍するときにレンジでチンはしないでください。