もりそば、ざるそば、せいろそばの違いと由来

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もりそば・ ざるそば・ せいろそばの違いが分かりますか。

そばの漢字表記は「蕎麦」になります。

蕎麦は、穀物のソバの実を原料とする蕎麦粉を用いて加工した麺類や料理になります。

「蕎麦(そば)」と呼ぶ場合は、通常は蕎麦切り(そばきり)を指します。

中華そばと区別するために日本蕎麦(にほんそば)と呼ばれることもあります。

蕎麦(そば)は寿司や天ぷらと並ぶ代表的な日本料理になります。

蕎麦(そば)の調味の「つゆ(蕎麦汁)」は、地域によって色・濃さ・味になどに違いがあります。

蕎麦専門店だけでなく大衆食堂や外食チェーンでももりそば・ざるそばなどのメニューがあります。

蕎麦の乾麺は小売店やスーパーでも売られています。

蕎麦のカップ麺なら手軽に食べられます。

蕎麦が日本への伝来したのは奈良時代以前であると考えられています。

「類聚三代格」には723年10月1日と839年9月2日付けのソバ栽培の奨励を命じた2通の太政官符が掲載してあります。

鎌倉時代に書かれた「古今著聞集」には、平安時代中期の僧・歌人である道命が、山の住人より蕎麦料理を振舞われて和歌を詠んだという逸話が記してあります。

この時代の蕎麦は農民が飢饉などに備えてわずかに栽培する程度の雑穀だったと考えられています。

 

次に、もりそば・ざるそば・せいろそばの違いを紹介します。

 

蕎麦の食べ方

 

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もりそば・ざるそば・せいろそばの違いを知るために、蕎麦の食べ方の概要を紹介します。

蕎麦の食べ方には、かけそば・ぶっかけそば・もりそば・ざるそば・せいろそばなどがあります。

かけそば(かけ蕎麦)は、冷水や氷水でしめてぬめりをとってから、熱湯で温めなおしてから丼に入った熱いつゆの中に入れて食べます。

かけそば(かけ蕎麦)の薬味には、小口切りの長ネギと七味唐辛子が使われます。

ぶっかけそば(ぶっかけ蕎麦)は、冷水や氷水でぬめりをとってから丼型や広口の器に入れて、食べるときには別の器に入ったつゆをかけて麺を浸した状態で食べます。

ぶっかけそば(ぶっかけ蕎麦)では、蕎麦の上に具をキレイに盛り付けます。

盛り付け方は冷やし中華に似ています。

かけそば(かけ蕎麦)が温かいつゆを用いるのに対して、ぶっかけそば・もりそば・ざるそばは冷たいつゆを用います。

 

もりそば・ざるそば

 

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もりそば・ざるそば・せいろそばの違いを知るために、もりそば・ざるそばの概要を紹介します。

もりそば(もり蕎麦)は、昔は蕎麦掻という食べ物でした。

江戸時代中期に細長く切った蕎麦(蕎麦切り)を茹でて、漬け汁でたべる今日の食べ方に変わったようです。

ざるそば(ざる蕎麦)は、もり蕎麦の定着後に蕎麦の実の中心部分の粉のみで作った蕎麦を、もり蕎麦と区別する為にざるに盛って出しました。

もり蕎麦と区別するためにざる蕎麦と呼んだようです。

明治時代になると、もり蕎麦とざる蕎麦を差別化するために、ざる蕎麦が漬け汁にコクを出す・麺の上に揉み海苔をのせるなどに変化しました。

もり蕎麦とざる蕎麦の違いをまとめると、

・器がせいろに乗っているか、ざるにのっているかの違い

・漬け汁にみりんが入っているかどうかの違い

・揉み海苔がのっているかどうかの違いなどです。

 

せいろそば

 

もりそば・ざるそば・せいろそばの違いを知るために、せいろそばの概要を紹介します。

せいろ蕎麦の由来についてはいくつかの説がありますが有力な説を紹介します。

せいろ蕎麦は江戸時代の後期に生まれたようです。

もり蕎麦・ざる蕎麦とせいろ蕎麦の違いは、盛り付ける器になります。

せいろ蕎麦を盛り付ける食器は「蒸籠(せいろう)」になります。

「蒸籠(せいろう)」は蒸し物料理に使われる調理器具になります。

当初は「蒸し蕎麦」だったようですが、調理方法は廃れてしまいました。

今残っているせいろ蕎麦と、もりそば・ざるそばとの違いは器だけです。


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