びわの旬、有名な産地、人気の品種と収穫時期

「びわ」の旬の時期になるとワクワクする人も多いのではないでしょうか。

「びわ」の果肉は甘いので、生食だけでなく缶詰・ゼリーなどの菓子・ジャムなどに加工されて食べられています。

原産地を中国南西部とするバラ科の常緑高木です。

日本では九州から四国・本州南部にかけて自生しています。

「びわ」の樹高は約10m程で、濃い緑色の表面にツヤのある楕円形の葉で葉の裏には産毛があります。

「びわ」の語源は、葉の形や実の形が楽器の琵琶に似ているからとされています。

「びわ」が中国から伝わったのは古代だと考えられています。

「びわ」の漢字表記は「枇杷」になります。

「びわ」は日本からイスラエルやブラジルに広まり、トルコやレバノン・ギリシャ・イタリア南部・スペイン・フランス南・アフリカ北部などでも栽培されています。

種子が大きい果実なので廃棄率が30%以上もあります。

生食するときの可食率はバナナと同じくらいの65~70%です。

「びわ」の品種で人気なのは長崎県に多くあります。

「びわ」の旬は地方によって違います。

「びわ」の収穫時期は梅雨の頃になるようです。

「枇杷」・「枇杷の実」は「仲夏」から「小暑」の前日までの季語になっています。

「枇杷の花」・「花枇杷」は「初冬」から「大雪」の前日までの季語になっています。

 

次に、「びわ」の品種・人気の「びわ」の旬・「びわ」の収穫時期・効能・効果などを紹介します。

 

「びわ」の品種

 

gahag-0082680287-1

 

人気の「びわ」の品種の旬は梅雨の頃になります。

人気の「びわ」に「なつたより」があります。

「なつたより」は2009年に品種登録された長崎県の注目のオリジナルブランドです。

「なつたより」の特徴は甘みと大きさです。

「なつたより」の糖度は12度なので、他の人気の品種よりも糖度が高くなっています。

スイカの糖度が11度・桃が13度程度なので「なつたより」の甘みが高いのが予測できますね。

一般的な「びわ」の大きさは35g~40g程度に対して「なつたより」の平均重量は60gです。

果肉たっぷりジューシーの「なつたより」を味わってみませんか。

「びわ」の品種では「希房」も人気があります。

2006年に品種登録された千葉県のオリジナルブランドです。

「希房」の大きな特徴は“種”がないことです。

「びわ」の種は大きいので果肉を存分に味わえないという人も多いですね。

「希房」であれば「びわ」の果肉を存分に味わえます。

「なつたより」や「希房」などの人気の「びわ」の収穫時期になるとワクワクする人も多いのではないでしょうか。

次に人気の「びわ」の収穫時期を紹介します。

 

人気の「びわ」の収穫時期

 

amakabiwa_c3_02

 

人気のびわの品種には「なつたより」・「希房」・「長崎早生」・「田中」・「茂木」・「涼風」などがあります。

「びわ」の年間収穫量では人気の「びわ」の産地の長崎県がNO1になります。

長崎県の国内シェア率は約29%です。

長崎県の「びわ」の旬と「びわ」の収穫時期を紹介します。

長崎県の「びわ」が市場で取り扱いされるのは2月~6月になります。

2月は1%・3月は17%・4月は50%・5月は29%・6月は3%の取扱量率になっています。

 

「びわ」の効能

 

人気の「びわ」の品種には「なつたより」・「希房」・「長崎早生」・「田中」・「茂木」・「涼風」などがあります。

収穫量NO1の長崎の人気の「びわ」の旬・「びわ」の収穫時期は、2月~6月になります。

「びわ」は美味しい果実ですが漢方薬にも使われていました。

「びわ」の効果・効能には、

・サポニンによる血行改善や解熱作用

・アミグダリンのガン治療効果

・クエン酸の疲労回復

・発熱性の風邪の咳止め

・吐き気抑え

・美肌効果などです。

「びわ」の葉に含まれる「アミグダリン」を利用した枇杷葉療法は20ヶ国以上で行われているようです。