ちぢみゆきなの旬な時期、栄養、食べ方、保存方法
「ちぢみゆきな」は、セリホン・葉カラシナ・遅菜(チイサイ)とも呼ばれるアブラナ科アブラナ属の緑黄色野菜です。
「ちぢみゆきな」は中国野菜で、中国語名は雪里菜(シュエ・リー・ツァイ)・雪菜(シュエ・ツァイ)と言います。
「ちぢみゆきな」は、「縮み雪菜」とも表記します。
葉がストレートな雪菜を宮城県の仙台近辺で栽培しているうちに、葉が縮む品種となったという説や、ターサイの変異種と言う説などがあります。
ちぢみゆきな(縮み雪菜)の葉はターサイに似ていますが、小松菜の葉が縮んだようにも見られます。
葉柄は薄い黄緑色でややしっかりとしています。
葉は濃い緑で少し厚みがあり細かく縮れています。
次に、ちぢみゆきなの栄養・ちぢみゆきなの旬・ちぢみゆきなの選び方と保存・ちぢみゆきなの味・ちぢみゆきなの食べ方などの紹介をします。
ちぢみゆきなの栄養と旬
ちぢみゆきなの栄養成分には、β―カロテンやビタミン類・ミネラル類・食物繊維が含まれています。
β―カロテンは、抗ガン作用や生活習慣病予防が期待されています。
β―カロテンは、体内でビタミンAに変換されて髪の健康維持や視力・粘膜・皮膚の健康維持に役立ちます。
また、喉や肺などの呼吸器系統を守る働きも期待されています。
ビタミン類では、ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・葉酸・パントテン酸・ビタミンCが含まれています。
ビタミンCは、肌荒れ・疲労回復・風予防に役立ちます。
ミネラル類では、カリウム・カルシウム・マグネシウムが豊富に含まれています。
ちぢみゆきなの収穫時期は11~3月頃ですが、旬は12~2月頃になります。
ちぢみゆきなは、仙台周辺を中心に宮城県各地で栽培されています。
次に、ちぢみゆきなの選び方と保存・ちぢみゆきなの味・ちぢみゆきなの食べ方などの紹介をします。
ちぢみゆきなの選び方と保存
ちぢみゆきなの栄養成分には、β―カロテン・ビタミン類・ミネラル類・食物繊維などです。
ちぢみゆきなの旬は12~2月になります。
ちぢみゆきなの選び方は、葉の緑色が濃いもので葉が厚くてシャキッとしているものにします。
濃い厚めのシャキッとした葉は甘味があります。
ちぢみゆきなは冷蔵保存にします。
乾燥させないように湿った新聞紙やキッチンペーパーで包んでビニール袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室に保存します。
野菜室に保存する時には立てて保存すると日持ちします。
次に、ちぢみゆきなの味・ちぢみゆきなの食べ方などの紹介をします。
ちぢみゆきなの味と食べ方
ちぢみゆきなは栄養豊富な緑黄色野菜です。
ちぢみゆきなは12~2月の旬が美味しいですね。
ちぢみゆきなは旨味のある美味しい野菜です。
ちぢみゆきなの美味しい食べ方には、炒め物・お浸し・和え物・煮物・椀物・浅漬けなどがあります。
ちぢみゆきなを、歯ざわりが残る程度にさっと茹でてから炒め物加えるのがポイントです。
油との相性が良い野菜なので、炒め物にすればβ-カロテンも油で調理することで吸収されやすくなります。