桃を食べたとき喉がかゆいのは桃アレルギー? 花粉症と関係がある?

桃を食べると喉がかゆいなどの症状が起きる人がいます。

果物を食べるとアレルギーを起こすことがあるようです。

桃アレルギー・リンゴアレルギー・イチゴアレルギーなどもあります。

アレルギーは、免疫反応が特定の抗原に対して過剰に反応することです。

免疫反応は、外来の異物(抗原)を排除するために働くので生体にとっては不可欠な生理機能とされています。

アレルギーが起こる原因は解明されていません。

アレルギーは、生活環境・抗原に対する過剰な曝露・遺伝などが原因ではないかと考えられています。

アレルギーを引き起こす環境由来抗原をアレルゲンと呼びます。

アルルゲンで知られているのは、花粉・ハウスダスト・ダニ・米・小麦・酵母・果物などです。

最近では先進国でアレルギーの患者が急増しているようです。

日本の病院でもアレルギーを専門とするアレルギー科が増えています。

外部からの抗原に対して免疫反応が起こるのをアレルギー疾患と呼びます。

代表的なアレルギー性疾患には、アトピー性皮膚炎・花粉症(アレルギー性鼻炎)・アレルギー性結膜炎・ アレルギー性胃腸炎・気管支喘息・小児喘息・食物アレルギー・薬物アレルギー・蕁麻疹などがあります。

最近では、柑橘類の匂い・ガムなどの香料の匂い程度でも喘息や顔面紅潮などのアレルギー症状を示すこともあるようです。

 

次に、食物アレルギー・桃を食べて喉がかゆい桃アレルギー・注意したい果物や野菜などの紹介をします。

 

食物アレルギー

 

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桃を食べると喉がかゆいのは桃アレルギーです。

桃アレルギーは食物アレルギーの一つになります。

食物アレルギーは、食べ物(桃など)を食べた時のアレルギー反応により発症します。

食物アレルギーの多くは食べ物を摂取して数分から1時間以内にじんま疹や腹痛などの症状が出ます。

只、数時間以上経過してから湿疹の悪化や下痢などがある場合もあります。

食物アレルギーは、消化管粘膜の未熟な小児に多いですが成人にもみられます。

食べ物を食べてスグに発症する即時型では、

・腹痛や下痢などの消化器症状

・じんま疹や顔面腫脹などの皮膚症状

・鼻炎や結膜炎や気管支喘息症状

・のどの詰まる感じ(喉頭浮腫)などが現れます。

食物アレルギーが重症になると血圧が低下して、アナフィラキシーショックを起こします。

 

桃アレルギー

 

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桃を食べて喉にかゆい症状がでたら桃アレルギーの疑いがあります。

桃アレルギーは食物アレルギーの中の果物アレルギーになります。

シラカバ・ハンノキ花粉は、リンゴ・桃・イチゴにアレルギー反応を起こす可能性が高いことが分かっています。

花粉症の人は果物アレルギーを起こす可能性が高いので病院での検査をおススメします。

シラカバ・ハンノキ花粉と似た構造のアレルゲンを持つ果物や野菜を紹介します。

果物では、桃・リンゴ・西洋梨・サクランボ・アンズ・キウイフルーツ・マンゴーなどがあります。

野菜では、セロリ・ニンジン・ジャガイモなどがあります。

 

果物アレルギー対策

 

シラカバ・ハンノキ花粉と似た構造のアレルゲンを持っている桃を食べると喉にかゆい症状が現れることがあります。

果物アレルギーといわれる桃アレルギーです。

桃アレルギーを起こした人は、リンゴ・西洋梨・サクランボ・アンズ・キウイフルーツ・マンゴーなどの果物でもアレルギーを起こす可能性が高いので注意してください。

また、セロリ・ニンジン・ジャガイモなどの野菜にも注意が必要です。

果物アレルギーが気になったら、アレルギー科・内科・小児科の診察をおススメします。

食物アレルギー(果物アレルギー)の予防は、原因の食べ物を食べないことが最も良い方法です。