セロリを赤ちゃんの離乳食に使えるのはいつから?アレルギーはある?
セロリはセリ科の野菜です。
オランダミツバとも呼ばれるセロリには、清正人参(きよまさにんじん)・セルリー・セレリィ・塘蒿などの呼び方もあります。
独特の強い香りがあるセロリは離乳食に使えるのでしょうか。
セロリには野菜アレルギーはないのか?赤ちゃんの離乳食にセロリを使っても良いのか?なども気になります。
セロリは、独特の香りとシャキッとした歯触りが特徴の野菜です。
生食もできる茎や葉は、漬物・佃煮・スープやシチューなどの肉料理の香味野菜としても使われています。
セロリの葉は、佃煮・天ぷら・スープなどで美味しく食べられます。
セロリの茎は、サラダ・炒め物・煮込み料理・漬物などに利用できます。
セロリの香りの強い成分はアピオールです。
芳香は、口内の味覚神経を刺激して唾液や胃液の分泌を促す働きがあります。
次に、セロリの薬用成分・セロリを離乳食に使えるのはいつ?・セロリにはアレルギーはある?・赤ちゃんにセロリは大丈夫?などの紹介をします。
セロリの薬用成分
セロリには薬用成分が含まれています。
薬用部位はセロリの茎葉にあります。
セロリの茎葉には、精油・ブチルフィサリド・ネオセリディライド・フラボノイドなどの成分が含まれています。
薬用成分には、胃潰瘍の予防と緩和・神経系を調える作用があるとされています。
漢方では、利尿・浄血・血圧降下・鎮静・けいれんを治めるなどの作用が認められています。
セロリには薬用成分に加えて、ビタミンU・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンA・ビタミンC・βカロテン・食物繊維・パントテン酸・カリウムなどが含まれています。
セロリにはビタミンUが多く含まれています。
ビタミンUは、蛋白質をつくるために必要な核酸を生み出すビタミンだと考えられています。
ビタミンUには、胃や十二指腸の粘膜の修復を助ける働きがあります。
ビタミンB1・ビタミンB2は、エネルギーの代謝をよくして神経症の正常な働きを維持する働きがあるとされています。
一般的な緑黄色野菜には含まれていない栄養成分を含んだセロリは、栄養バランスの良い野菜です。
次に、セロリは離乳食に使えるか?・セロリには野菜アレルギーはないか?・赤ちゃんにセロリを食べさせても良い?などの紹介をします。
セロリと離乳食
薬用成分やビタミン類が豊富に含まれているセロリは、健康美容に役立ちそうな香味野菜です。
独特の香りがあるセロリは離乳食に使えるのでしょうか。
セロリは大人でもチョット苦手という人も多い香味野菜です。
セロリは加熱すると柔らかくなるので、5ヶ月頃から赤ちゃんの離乳食として食べさせることができるようです。
セロリを食べさせるのは、お粥などが上手に食べられるようになってからになります。
始めの野菜はジャガイモやニンジンなどから始めて、セロリを食べるようにすれば良いのではないでしょうか。
次に、セロリと野菜アレルギー・赤ちゃんにセロリを食べさせても良い?などの紹介をします。
セロリとアレルギー
薬用成分や一般的な緑黄色野菜には含まれない栄養成分を含んでいるセロリは離乳食としておススメです。
セロリは一般的に野菜アレルギーがでにくい食材だといわれています。
セロリを食べて重篤な症状がでた患者数もごくわずかだとされています。
消費者庁が発表したアレルギーに関する27品目の食品には含まれていません。
セロリはアレルギーの心配はない野菜と考えられますが、赤ちゃんに初めてセロリを食べさせる時には注意が必要です。
セロリを食べた後の1時間程度は、赤ちゃんの体調変化の様子を観察してください。