ワラビの保存方法とアク抜き方法 常温、冷蔵、冷凍で保存できる?
ワラビの保存方法では「あく抜き」がポイントになります。
ワラビは春の山菜を代表する食材として多くの人に好まれています。
ワラビが食用として美味しく食べられる季節は限られているのが残念です。
ワラビは適切に保存すれば長期間食べられます。
正しい保存方法を知りたくありませんか。
ワラビは採ってもそのままでは食べられません。
ワラビには「あく抜き」の手間が必要になります。
ワラビのような山菜は時間の経過とともに硬くなってしまうので急いで下処理をする必要があります。
美味しく食べるには、採った日のうちに「あく抜き」をすることです。
「あく抜き」をすれば1週間程は生で保存できます。
ワラビを採ってきたらその日のうちに「あく抜き」しましょう。
スーパーなどで購入するときは「あく抜き」などの処理がしてあるワラビをおススメします。
たまに「あく抜き」していないワラビを見かけますが、収穫してどの程度の時間が経過しているのか不明なので美味しく食べられる保証はありません。
次に、ワラビの保存方法を紹介します。
ワラビの保存方法
ワラビの保存方法の基本は「あく抜き」です。
美味しいワラビ料理を食べたいのであれば採ってスグに「あく抜き」しましょう。
ワラビの「あく抜き」を紹介します。
用意するものはワラビ500gに対して、
・水1リットル(ワラビの2倍になります)
・重曹を小さじ1~2杯
・ワラビが十分にひたる鍋です。
ステップ1・ワラビの2倍の重量の水を入れて沸騰させます。
ステップ2・お湯が沸騰したら重曹を入れます。
3ステップ・火を止めて荒熱をとってからワラビをお湯に全部つかるようにします。
4ステップ・そのまま半日ほどおきます。
ポイント・1時間おきくらいにワラビのやわらかさを確認しましょう。
5ステップ・好みの柔らかさになったら水洗いします。
水洗い後のワラビはそのまま食べられます。
あく抜きがポイント
ワラビの保存方法では「あく抜き」がポイントになります。
「あく抜き」が上手にできたか否かが美味しいワラビを食べられるかを大きく左右します。
ワラビの「あく抜き」が上手にできたか否かの判断は「ぬめり」と「ネバリ」になります。
ワラビを美味しく食べるには「食感」が大切です。
上手に「あく抜き」処理がされたワラビは食感が良くなります。
山菜特有の風味と食感を残すには「あく抜き」がポイントです。
「食感」や硬さは個人差や家庭差で異なります。
自分好みの硬さの下処理方法を習得するには2~3回「あく抜き」に挑戦するほかはありません。
常温・冷蔵・冷凍
「あく抜き」したワラビの保存方法には、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存があります。
常温保存をしたいときには干して乾燥させるか塩漬けにする方法があります。
家庭によっては味噌や粕で漬け込んで長期保存するケースもあります。
乾燥したワラビは水で戻せば美味しく食べられます。
冷蔵保存する場合は水に浸した状態で冷蔵庫に入れて保存します。
毎日水を取り換えるなどすれば1週間程度は美味しく食べられます。
只、日にちが経過するほどに山菜風味は低下します。
冷凍保存する場合は水を切ってビニール袋などに入れて冷凍します。