ネギの青い部分は食べられる?栄養は?農薬は多い?保存方法

ネギの青い部分には栄養があるのでしょうか。

ネギの青い部分には農薬が残っているのを心配している人もいるようです。

ネギの青い部分の保存方法を知っていれば美味しく食べられます。

ネギの原産地は中国西部・中央アジアとされています。

ネギには、硫化アリル成分を含んでいるので特有の辛味と匂いがあります。

ネギの漢字表記は「葱」になります。

古名には、「冬葱」・「比止毛之」・「祢木」・「き(紀)」などがあり、別名には「ひともじぐさ」があります。

ネギの花は坊主頭や擬宝珠を連想させることから、「葱坊主(ねぎぼうず)」や「擬宝珠(ぎぼし)」と呼ばれています。

日本では鍋料理に欠かせない食材のひとつとされ、古くから味噌汁・冷奴・蕎麦・うどんなどの薬味としても使われています。

ネギは一般的に料理の脇役として扱われることも多いですが、「葉ネギ」はねぎ焼き・「根深ネギ」はスープなどで主食材としても扱われます。

ネギの茎は下にある根から上1cmになるので、そこから上全部は葉になります。

食材に用いられる白い部分も青い部分も全て葉の部分になります。

東日本と西日本ではネギの呼び方が変わります。

東日本での「ネギ」は、風味が強く太い根深ネギ(長葱・白ネギ)になります。

他は「ワケギ」・「アサツキ」・「万能ネギ」・「九条ネギ」などの固有名で呼んで区別をします。

西日本での「ネギ」は、陽に当てて作った細い葉ネギになります。

根深ネギは「白ネギ」・「ネブカ」などと呼んでいることが多いようです。

 

次に、ネギの青い部分の栄養・ネギの青い部分の残留農薬・ネギの青い部分の保存方法などの紹介をします。

 

ネギの青い部分の栄養

 

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ネギは、根から上1cmが茎でそれから上は全て葉です。

ネギは白い部分も青い部分も葉になります。

白い部分が多い根深ネギの100g当たりのビタミン類・ミネラル類・食物繊維を紹介します。

ビタミン類では、カロテン14μg・ビタミンE0.1g・ビタミンK7μg・ビタミンB10.04mg・ビタミンB20.04mg・ナイアシン0.4mg・ビタミンB60.11mg・葉酸56μg・パントテン酸0.14mg・ビタミンC11mgになります。

ミネラル類のカリウム180mg・カルシウム31mg・マグネシウム11mg・リン26mg・鉄0.2mgになります。

青い部分が多い葉ネギの、ビタミン類では、カロテン1900μg・ビタミンE0.9g・ビタミンK94μg・ビタミンB10.05mg・ビタミンB20.09mg・ナイアシン0.5mg・ビタミンB60.12mg・葉酸110μg・パントテン酸0.24mg・ビタミンC31mgになります。

ミネラル類のカリウム220mg・カルシウム54mg・マグネシウム18mg・リン31mg・鉄0.7mgになります。

ネギの青い部分には白い部分よりも豊富な栄養成分が含まれているようです。

特に、カロテン・ビタミンK・ビタミンC・カリウム・カルシウムが多くなっています。

次に、ネギの青い部分の残留農薬とネギの青い部分の保存方法の紹介をします。

 

ネギの青い部分の残留農薬

 

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ネギは青い部分が多い「葉ネギ」の方が、白い部分が多い「根深ネギ」に比べてカロテン・ビタミンK・ビタミンC・カリウム・カルシウムなどの栄養成分が多くなっています。

栄養成分豊富なネギの青い部分の残留農薬が気になりますね。

農薬は直接噴射するタイプと根から吸収させるタイプがあるので、白いネギよりも青いネギの方が多くの農薬が残留しているなどということはありません。

現在流通している農産物で残留農薬が検出されることはほぼありません。

ネギ類で残留農薬が検出される心配はないので安心して食べてください。

次に、ネギの青い部分の保存方法の紹介をします。

 

ネギの青い部分の保存方法

 

ネギの青い部分には白い部分よりも栄養成分が多く含まれています。

ネギの青い部分の残留農薬を心配する人もいますが、心配無用なので安心して食べてください。

ネギの青い部分の保存方法は冷蔵保存をおススメします。

青い部分をラップに包んで冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。

青い部分を刻んだら、密封できる容器に入れて冷蔵庫に保存します。

青い部分をみじん切りにしたら冷凍用の保存袋に入れて冷凍保存できます。