冷凍しめじが変色、臭い原因。しめじは冷凍しても腐る?
「しめじ」を冷凍して臭いと感じたことはありませんか。
「しめじ」を冷凍したら変色したことはありませんか。
「しめじ」を冷凍保存すれば腐る心配がないので安心という声もあります。
スーパーや八百屋さんで購入できる「しめじ」は「ぶなしめじ」のことです。
本来のしめじ(占地・湿地)は、キシメジ科シメジ属のホンシメジになります。
ホンシメジは生きた木の外生菌根菌で栽培が非常に困難な茸です。
ホンシメジは、ほぼ天然物で稀少なので高級品とされてほとんど流通していません。
「ぶなしめじ」は、キシメジ科シロタモギタケ属です。
次に、ぶなしめじのこと・ぶなしめじの冷凍保存・ 臭いぶなしめじや冷凍保存での変色・ぶなしめじを冷凍保存すると腐る?などの紹介をします。
ぶなしめじ
秋の味覚の一つでもある「ぶなしめじ」は味にクセがないので、和食・洋食・中華などいろいろな料理に使えます。
低カロリーで栄養豊富な「ぶなしめじ」は、ダイエット中の食材としてもおススメです。
「ぶなしめじ」の噛みごたえは満腹感を得られます。
「ぶなしめじ」の栄養成分には、β‐グルカン・食物繊維・リジン・グアニル酸・エルゴステロール・マグネシウムなどがあります。
β‐グルカンには免疫力アップやガン予防の働きがあるとされています。
β‐グルカンは食物繊維の一種になります。
「ぶなしめじ」に含まれる食物繊維には、コレステロール値の抑制や腸内環境改善の働きがあります。
食物繊維豊富な「ぶなしめじ」は動脈硬化予防や便秘改善に期待できます。
「ぶなしめじ」に含まれているリジンには、疲労回復やカルシウムの吸収アップの働きが期待できます。
リジンは必須アミノ酸の一種です。
カルシウムやタンパク質の吸収アップや糖質(炭水化物)の代謝促進の働きがあります。
グアニル酸はうまみ成分であるだけでなく、血小板の凝集を抑制する働き・血中のコレステロール値を下げる働きがあります。
グアニル酸には、生活習慣病の予防や改善が期待できます。
「ぶなしめじ」にはエルゴステロールが豊富に含まれています。
エルゴステロールは、ビタミンDになって骨を丈夫にする働きがあります。
エルゴステロールが、骨の形成に必要なマグネシウムをサポートして丈夫なカラダつくりをサポートします。
次に、ぶなしめじの冷凍保存・ 臭いぶなしめじや冷凍保存での変色・ぶなしめじを冷凍保存すると腐る?などの紹介をします。
ぶなしめじの冷凍保存
「ぶあんしめじ」は冷蔵庫で冷凍保存できます。
「ぶなしめじ」を冷蔵保存した場合の保存期間は約1週間程度です。
「ぶなしめじ」を冷凍保存した場合の保存期間は約1ヶ月になります。
きのこ類は冷凍することで、細胞中の水分が膨張して細胞壁を壊して栄養が溶け出るので栄養価が高まるようです。
生のきのこや加熱したきのこと比べても、冷凍したきのこは旨味が増すと言われています。
「ぶなしめじ」の栄養・味・風味が増す方法として冷凍保存はおススメです。
しかし、「ぶなしめじ」の歯ざわりを楽しみたいときはおススメできません。
炊き込みご飯やギョーザの具などの歯ざわりが関係ない料理に使うときに冷凍保存してください。
次に、冷凍したぶなしめじが臭い・ぶなしめじや冷凍保存での変色・ぶなしめじを冷凍保存すると腐る?などの紹介をします。
ぶなしめじを冷凍すると臭い
「ぶなしめじ」を冷凍保存して解凍すると臭いと感じることがあります。
異臭の原因は冷凍保存と解凍の失敗です。
正しい方法で行わないと、「ぶなしめじ」を冷凍して解凍した時に異臭や変色に悩まされることになります。
「ぶなしめじ」を間違った方法で冷凍・解凍すると腐るように見えることもあるので注意してください。
冷凍した「ぶなしめじ」は“凍ったまま”調理するのが基本です。
凍ったまま調理することで異臭・苦みがなく旨味を味わえます。
冷凍した「ぶなしめじ」が変色したりするのは、冷凍中に酸化するからです。
冷凍した「ぶなしめじ」を解凍して再び冷凍すれば変色や鮮度劣化します。
腐敗しているわけではありませんが美味しくありません。