きび砂糖、てんさい糖、三温糖、普通の砂糖との違い。体に良い?悪い?

きび砂糖・てんさい糖・三温糖のこと知っていますか?

きび砂糖・てんさい糖・三温糖の違いが分かる人も少ないようです。

きび砂糖は危険だという声もありますが本当でしょうか。

砂糖は英語表記で「sugar」です。

砂糖は、甘みのある調味料(甘味料)になります。

糖の結晶で、一般に多用される白砂糖の主な成分はスクロース(ショ糖)になります。

白砂糖は、サトウキビ・テンサイなどを原料にしています。

砂糖の歴史は古く2500年前と考えられています。

砂糖はインドからイスラム圏とヨーロッパへ伝わりました。

19世紀末頃までは高級品として扱われていましたが、その後は一般な食品(調味料)として普及しました。

砂糖の原料には、サトウキビ・テンサイ(サトウダイコン)・サトウカエデ・オウギヤシ(サトウヤシ)・スイートソルガム(サトウモロコシ)があります。

日本で販売されている砂糖には賞味期限がほとんど記載されていません。

食品衛生法やJAS法で、砂糖の賞味期限の表示が免除されていることが理由です。

日本人の1日当たりの砂糖消費量は45gです。

世界一砂糖消費量が多い国民はブラジル人です。1日当たりの砂糖消費量が172gあります。

 

次に、きび砂糖・てんさい糖・三温糖の違いや、きび砂糖は危険?とはなどの紹介をします。

 

きび砂糖

 

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きび砂糖・てんさい糖・三温糖の違いが分かるためにきび砂糖の概要を紹介します。

きび砂糖の原料は「さとうきび」になります。

「さとうきび」は茎に大量の糖分を含んでいます。

世界各国の熱帯・亜熱帯地域で栽培されています。

日本での「さとうきび」栽培が多い地域は、種子島・奄美群島・沖縄などになります。

きび砂糖は、白砂糖などをつくるために精製する途中の段階でさとうきびの糖液を煮詰めて作ります。

製造過程で原料の「さとうきび」の苦み・アクを取り除いてまろやかな甘みに仕上げてあります。

きび砂糖の特徴は、「さとうきび」の風味が残っています。色は薄めの茶色でコクが効いています。

上白糖より少しきめが粗くて重たい感じです。

旨味成分が多いため、調理に使うと色が濃くついたり、照りがつきやすくなります。

甘味は他の砂糖と大差はありません。

次に、てんさい糖・三温糖のことと、きび砂糖は危険?などの紹介をします。

 

てんさい糖

 

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きび砂糖・てんさい糖・三温糖の違いが分かるためにてんさい砂糖の概要を紹介します。

てんさい糖の原料は、「テンサイ(ビート)」になります。です。「テンサイ(ビート)」はサトウダイコン(砂糖大根)とも呼ばれています。

テンサイ(サトウダイコン)は、北海道の代表的な農産物です。

見た目は大根に似ていますがアカザ科の作物になります。

テンサイ(サトウダイコン)はほのかな甘みを持つ野菜です。

大根のような白い根を刻んで煮出して糖分を抽出します。

結晶部分は上白糖など白い砂糖にします。

糖蜜はてんさい糖になります。てんさい糖は、蜜を含んだまま高湿で乾燥させた砂糖になります。

てんさい糖は天然の蜜の色である茶色をしています。

てんさい糖は、上白糖に比べてまろやかな甘さに風味やコクが加わった甘みです。

ミネラル分が豊富なので、体質改善やダイエットに効果的だとされています。

てんさい糖にはオリゴ糖が含まれているので、腸内のビフィズス菌を活発にして腸内環境を整えます。

上白糖などの白い砂糖に比べて、てんさい糖はゆっくりと消化されるので血糖値が上がりにくいとされています。

てんさい糖は、糖尿病予防効果が高いと注目されています。

次に、三温糖のこと・きび砂糖は危険?などの紹介をします。

 

三温糖

 

きび砂糖・てんさい糖・三温糖の違いが分かるために三温糖の概要を紹介します。

三温糖の原料は、「さとうきび」や「テンサイ(サトウダイコン)」です。

「さとうきび」や「テンサイ(サトウダイコン)」を原料とした上白糖やグラニュー糖を分離して残った糖液(シロップ)を数回加熱してカラメル色に形成されたのが三温糖になります。

基本的には上白糖と同じ製造過程で作られます。

最後の段階で分離された糖蜜を再三結晶化して糖蜜をまた加熱するため三温糖と呼ばれています。

三温糖は、糖液を繰り返し煮詰めるので砂糖が焦げて色は薄い茶色をしています。

白い上白糖に比べると三温糖の甘みは強くしっかりとした味わいです。

白い上白糖より三温糖の方が甘みや風味を感じます。

きび砂糖だけが危険ということもありません。

砂糖の摂り過ぎは健康にはよくありません。

ミネラル分が多いので健康的に良いようなイメージがありますが。

上白糖よりもミネラル分は多いですが注目するほどではありません。

白砂糖よりも精製されていないので赤ちゃん用の食事には控えた方がよさそうです。