ふすまパン、全粒粉パン、胚芽パンの違い。ふすまパンの作り方の糖質
ふすまパンを食べたことがありますか。
ふすまパンには、普通のパンにはない栄養成分が含まれていて健康サポートによさそうです。
ふすまパンの簡単な作り方を知っていれば、家族にも喜ばれそうです。
ふすまパンのカロリーや糖質は、普通のパンと比べてどの程度違うのか気になります。
全粒粉パン・胚芽パンとふすまパンの違いも気になります。
パンは膨化食品です。
生地を発酵させて膨張させた後に焼く・蒸す・揚げるなどして食べます。
パンの一般的な製法は、小麦粉・ライ麦粉などの穀物粉に水などを混ぜてパン生地をつくります。
パン生地に酵母やパン種を混ぜ込んで生地を発酵させます。
パン生地を発酵で膨らませてから加熱して仕上げます。
パン生地に混ぜ込む酵母は微生物(菌類)の一種になります。
発酵して膨張したパン生地の加熱方法では、オーブンで焼くというのが一般的です。
パン生地を平たくして焼くフラットブレッドや、蒸しパン・揚げパンなどもあります。
発酵による膨張でなく、重曹やベーキングパウダーなどの化学的膨張剤の化学反応で膨らませるクイックブレッドもあります。
次に、ふすまパン・全粒子パン・胚芽パン・ふすまパンの作り方・ふすまパンのカロリーと糖質・全粒粉と胚芽パンとふすまパンの違いなどの紹介をします。
ふすまパン
ふすまパンの「ふすま」とは、穀物の外側の皮の部分になります。
「ふすま」とは小麦粉などの穀物の表皮・胚芽になります。
英語表記では「bran」と言います。
コメの米ぬかの部分も「ふすま」の一種になります。
「ふすま」はスーパーフードと言われています。
「ふすま」がスーパーフードと言われる理由は、食物繊維やミネラル類(鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・銅など)が豊富に含まれているからです。
小麦粉と違い糖質が多い胚乳が含まれていないので「低糖質」になっています。
ふすまパンには、
・全粒子パン
・普通のパンにふすまを加えたもの
・砂糖をなるべく使わず小麦粉にふすまを加えたもの
・小麦粉と砂糖を使用しない低糖質なものなどがあります。
次に、全粒子パン・胚芽パン・ふすまパンの作り方・ふすまパンのカロリーと糖質・全粒粉と胚芽パンとふすまパンの違いなどの紹介をします。
全粒子パンと胚芽パン
全粒子パンは、皮のついた小麦粉全体を挽いてつくった全粒粉を小麦粉の代わりに使ったパンになります。
全粒子パンの多くは砂糖を含んでいます。
全粒子パンの糖質量は普通のパンと殆ど変わりません。
食物繊維を含むため血糖値の上昇が緩やかにできると考えられています。
通常のパンは100g当たりの糖質量44.5gに対して、全粒粉のパンは100g当たりの糖質量が42.5gになります。
胚芽パンは、胚芽入りの小麦粉を使って作ったパンになります。
胚芽には、脂質・タンパク質・ミネラル類・ビタミンなどの栄養成分が含まれています。
胚芽入り小麦粉で作った胚芽パンのカロリーと糖質は、普通のパンとほとんど同じです。
ふすまパンの作り方
ふすまパンの作り方は簡単です、ホームベーカリーを使えば簡単に仕上がります。
糖質を抑えたふすまパンのカロリーは100g当たり102Kcalで、糖質量は0.25gです。
普通の食パンの100g当たりのカロリーが264Kcalです。
ふすまパンは低カロリーパンですね。
全粒粉パン・胚芽パン・ふすまパンの違いは、小麦粉に含まれていない表皮や胚芽を含んでいるか否かになります。
ふすまパンや全粒粉パンは、普通のパンに比べてカロリーや糖質量が少なくなっています。