冷蔵庫、製氷機で作った氷にカビがはえる?見分け方、掃除方法
冷蔵庫には製氷機が付いていますが、冷蔵庫を買ってから製氷機の掃除をしたことはありますか?
清潔にしておきたい冷蔵庫ですが、掃除を怠けてしまっている人も多いのではないでしょうか。
自動製氷機は常に動きっぱなしのため、手入れのタイミングを逃しがちになります。
製氷機の掃除は今度しょうなどと先延ばしにすることも多いですね。
今度でいいやなどと延ばし延ばしにしていると、氷からイヤなニオイがしたり、カビが付着してしまったりすることもあります。
製氷機で作った氷にカビが付着していると思うと気持ち悪いですね。
製氷機にカビが付着しないように定期的な掃除は欠かせません。
カビが発生していないかの見分け方は、カビがはえた製氷機の清掃方法を知っていると役立ちそうです。
次に、冷蔵庫と製氷機のこと・製氷機の氷のカビ・製氷機のカビの見分け方・製氷機の清掃方法、などの紹介をします。
冷蔵庫と製氷機
冷蔵庫とは、食料品等の物品を低温で保管することを目的とした製品です。
一般的には、電気エネルギーを冷却に用いて食料品等の物品を低温で保管することを目的とした電気冷蔵庫になります。
電気冷蔵庫は、一般的には、0℃以上で、水を凍らせない目的で、4~10℃程度で使用されます。
家庭向けの電気冷蔵庫は、冷蔵庫と冷凍庫と製氷機がオールインワンの形で一つにまとめられているタイプが主流です。
冷蔵と冷凍の機能が一つになった製品を冷凍冷蔵庫と呼ぶこともあります。
日本では「電気冷蔵庫」として家庭用品品質表示法の適用対象となっています。
「電気冷蔵庫」には、電気機械器具品質表示規程に定めがあります。
電気冷蔵庫は、常温では早期に腐敗したり融けたりしてしまうような食材などを低温に保つことで品質や性質が維持される物品を扱います。
食品を冷蔵すれば、雑菌の活動や化学変化が抑制されて品質保持期間を長くできます。
冷凍保存をすれば、更に品質保持期間を延長することができます。
次に、製氷機の氷のカビ・製氷機のカビの見分け方・製氷機の清掃方法、などの紹介をします。
製氷機のカビ
製氷機の氷にカビが付着することもあるので注意が必要です。
製氷機のカビの見分け方や、製氷機の清掃方法を知っていれば役立ちます。
一般的な冷蔵庫についている自動製氷機は3つのパーツからできています。
・給水タンク・製氷皿・貯水タンクの3つです。
「製氷皿」や「貯水タンク」は冷凍庫側にあるので氷点下に保たれているのでカビの心配はありません。
水道水を入れる「給水タンク」は冷蔵庫側にあるので雑菌が発生することがあります。
「給水タンク」にはカビの発生の可能性があるので、こまめな掃除が必要になります。
「給水タンク」に茶色や赤いヌメリがでてきたら要注意です。
家電メーカーでも「週1回」程度の手入れを推奨しています。
「給水タンク」はマメに掃除してください。
製氷機の掃除方法
製氷機の氷にカビが付着しないように定期的に掃除をしませんか。
製氷機のカビの見分け方は「給水タンク」の着色や製氷皿の着色です。
製氷機の清掃方法は、基本的には水洗いでOKです。
特別な道具は必要ないので、「製氷皿」や「給水タンク」は週に1回程度は洗ってください。
食器用洗剤をつけたスポンジでこすれば簡単に着色を除去できます。
「浄水フィルター」や「給水パイプ」を取り外して洗います。
取り外し方は説明書で確認してください。
「給水タンク」が雑菌や水垢で汚れたら、クエン酸を使ってもキレイに掃除できます。
クエン酸水に食紅をつけて「給水タンク」に入れます。
普段通りに色付き氷をつくります。
給水タンクからクエン酸水がなくなったら、タンクを水道水ですすぎます。
水道水で氷を2~3回つくれば、着色されていない氷がつくられるようになります。