大学芋はなぜ大学?どこの大学?中学いももある?
サツマイモが美味しい秋になると、焼き芋や大学芋(だいがくいも)を思い出す人も多いのではないでしょうか。
大学芋(だいがくいも)は、油で揚げたサツマイモに糖蜜を絡めた菓子ですね。
油で揚げてミツをかけ、さらにゴマもついているので、作ってから時間が経って冷えても美味しく食べられます。
大学芋は、家庭でも簡単に作ることができます。
栄養価も高く、甘さと食べ応えがあるので「おやつ」としても人気が高いですね。
大学芋は、関東地方など東日本でよく食べられています。
食用サツマイモの生産量・日本一の茨城県では、大学芋がおかずの一品にもなっているようです。
お祖母ちゃんの家で食べた・給食で食べた・学校の帰りに食べたなど、思い出が多い大学芋です。
大学芋由来や中学芋の由来が気になる人も多いようです。
次に、大学芋由来・大学芋はどこの大学?・大学芋のつくりかた・中学芋の由来、などの紹介をします。
大学芋の由来
大学芋が生まれたのは、大正から昭和にかけてのようです。
東京の神田近辺の学生街で、大学生が好んで食べていたのが広まり定着した名前のようです。
大学芋由来は、東京大学だとする説があります。
昭和初期に東京帝国大学の学生が、学費を捻出するために大学芋を作って売ったのが名前の由来だという説です。
他には、三河屋説や早稲田説もあります。
三河屋説は、大学芋のメーカーの「台東氷業」の話です。
帝国大学の赤門の前にあった三河屋というふかしいも屋が作ったと言われています。
三河屋が、大正初期に蜜にからめた芋を売ったのが大学生の間で人気を呼んで、大学芋の名がついたという説です。
早稲田説は、早稲田大学のある高田馬場周辺が大学芋の発祥であるとする話になります。
次に、大学芋のつくりかた・中学芋の由来、などの紹介をします。
大学芋のつくりかた
大学芋由来は諸説あります。
大学芋のつくりかたの紹介をします。
・サツマイモを一口大の乱切りにして、低温の油で揚げます。
・砂糖と水を煮詰めて蜜をつくる。
・油で揚げた芋が冷める前に蜜をからめます。
大学芋を美味しく仕上げるには、サツマイモを揚げる前に水に漬けて灰汁抜きをしておくことです。
灰汁抜きの後の芋は、よく水を切ってから油で揚げてください。
油の温度は、中心まで火が通るように160度程度の中~低温が適切です。
砂糖と水は、少し糸を引くくらいの粘り気が出るまで煮詰めるのがポイントです。
蜜に水飴や蜂蜜を加えて作ることもあります。
三温糖を使うと味にコクがでるとされています。
少量の醤油を入れたり、酢を入れるレシピもあります。
酢を入れると、飴の切れがよくなります。
次に、中学芋の由来を紹介します。
中学芋
大学芋由来は諸説あります。
大学芋よりも小さい中学芋も人気です。
中学芋の由来は、大学芋の成長途中の小さいからだとされています。
大学芋より小さいキューブ型の中学芋は女子に人気のお菓子です。
油で揚げキューブ型の芋をカリカリの飴で包んであります。
女性に人気の中学芋を食べてみませんか。