風呂吹き大根の名前の由来、保存方法、タレのレシピ
風呂吹き大根(ふろふきだいこん)は美味しいですね。
寒い季節になったら、風呂吹き大根を食べたくなる人も多いのではないでしょうか。
「風呂吹き(ふろふき)」とは、野菜等を大きく切って茹でたり煮たり蒸したものに練り味噌をかけて食べる日本料理になります。
「風呂吹き」の料理に使われる野菜は大根だけではありません。
「カブ」・「トウガン」・「柿の実」なども使われます。
大根を使った「風呂吹き」料理を「風呂吹き大根」と呼びます。
「カブ」の風呂吹き料理は「蕪の風呂吹き」、柿の実の風呂吹き料理は「柿の風呂吹き」などと呼ばれています。
風呂吹き料理は熱いうちに食べます。
次に、風呂吹き大根のこと・風呂吹き大根の由来・風呂吹き大根の保存・風呂吹き大根のタレ、などの紹介をします。
風呂吹き大根
大根の風呂吹き料理の作り方を紹介します。
ステップ1-大根を食器にあわせて大きく切って皮を剥きます。
ステップ2-切った大根を米のとぎ汁で下茹でします。
ステップ3-出汁(だし)に醤油か塩を混ぜて柔らかくなるまで大根を煮ます。
ステップ4-練り味噌を作ります。
柔らかくなった大根は、熱いままで食器に盛り付けて熱い練り味噌をかけて食べます。
次に、風呂吹き大根の由来・風呂吹き大根の保存・風呂吹き大根のタレ、などの紹介をします。
風呂吹き大根の由来
風呂吹き大根の名前の由来には諸説あります。
風呂吹き大根・蕪の風呂吹き・柿の風呂吹きで使われる、「風呂吹き」について紹介します。
「風呂吹き」には、
・蒸し風呂で垢をこすりとる人からきたとする説
・風呂を沸かす様子からきたとする説
・漆器職人が関係しているとする説、などがあります。
蒸し風呂で垢をこすりとる人のことを「風呂吹き」といいます。
蒸し風呂の垢こすり由来説は、風呂吹き料理を食べる様子が息を吹きかけながら垢を飛ばす風呂吹きに似ているという説です。
風呂沸かしの由来説は、風呂を沸かすときに息を吹きかける様子が、風呂吹き料理を食べるのに似ているからという説です。
漆器職人からの由来説は、漆器をつくる工程に関係しています。
漆器職人が漆を乾燥させる方法で、大根のゆで汁を霧吹きすればよいと教えられました。
この時、大根のゆで汁を取るために茹でた大根に味噌をつけて食べるようになったという説です。
次に、風呂吹き大根の保存・風呂吹き大根のタレ、などの紹介をします。
風呂吹き大根の保存とタレ
風呂吹き大根の名前の由来には諸説あります。
美味しい風呂吹き大根を冷蔵庫で保存した場合、安全に保存できる期間は2~3日までと考えられています。
風呂吹き大根を冷蔵保存するときは下茹での段階で保存すれば長持ちします。
下茹でが終わった大根を流水で洗って水を入れた容器で冷蔵保存します。
保存期間を長くするには毎日水を取り替えて洗います。
こまめに水を取り替えて保存すれば1週間程度は保存できます。
調理後の風呂吹き大根は冷凍保存をおススメします。
冷凍保存のポイントは煮汁と一緒に冷凍することです。
冷凍保存した風呂吹き大根はゆっくり自然解凍します。
風呂吹き大根のタレは練味噌です。
練味噌は、味噌・卵黄・砂糖・味醂・酒を入れ練り上げて作ります。
練味噌にユズの皮を加えることもあります。