はちみつの未開封、開封後の賞味期限。 開封後の保存方法
蜂蜜(はちみつ)は美味しいですね。
蜂蜜(はちみつ)のパッケージが未開封であれば、賞味期限はどの程度なのでしょうか?
また、蜂蜜(はちみつ)のパッケージの開封後の保存方法はどうすれば良いのでしょうか?
美味しい蜂蜜は上手に保存して美味しく楽しみたいですね。
蜂蜜は、ミツバチが花の蜜を採集して巣の中で加工・貯蔵したものです。
蜂蜜の約8割は糖分で約2割は水分だとされています。
蜂蜜には、ビタミン類・ミネラル類・その他の栄養成分が含まれています。
蜂蜜の味や色は蜜源植物によって違います。
蜂蜜はミツバチの食料ですが、他の生物(クマなど)が採集して食料としています。
人も、古来より食用や薬用など様々な用途に使っています。
初めは野生のミツバチの巣から蜂蜜を採集していましたが、ミツバチを飼育して採集するようになりました。
蜂蜜の生産量は、世界全体では年間約120万トン程度だと推定されています。
次に、蜂蜜のこと・蜂蜜(はちみつ)の未開封の賞味期限・蜂蜜(はちみつ)の開封後の保存方法、などの紹介をします。
蜂蜜(はちみつ)
蜂蜜に含まれている栄養成分は、蜜源植物と採集季節によって変動します。
蜂蜜に含まれている栄養素には、ビタミン類・ミネラル類・アミノ酸類・有機酸・酵素・色素・香気物質、などになります。
有効成分が蜂蜜の中で果たす働きについては未解明な点も多いとされています。
ビタミン類・ミネラル類・アミノ酸類の多くは花粉に由来する成分です。
ビタミン類のうち約9割は活性型なので、少量の摂取で有効性が見込めるとされています。
また、安定しているので他の果物と比べ貯蔵中の減少率が非常に少なくなっています。
日本では、「はちみつ類」の表示に関する公正競争規約で品質が決められています。
「純粋はちみつ」は、ミツバチが植物の花みつを採集し、巣房に貯え熟成した天然の甘味物質のことです。
「精製はちみつ」は、「純粋はちみつ」から臭いや色等を取り除いたものになります。
「加糖はちみつ」は、「純粋はちみつ」に異性化液糖その他の糖類を加えたもので、「純粋はちみつ」の含有量が重量百分比で60%以上のものになります。
次に、蜂蜜(はちみつ)の未開封の賞味期限・蜂蜜(はちみつ)の開封後の保存方法、などの紹介をします。
蜂蜜(はちみつ)未開封の賞味期限
蜂蜜(はちみつ)のパッケージ未開封の場合の賞味期限を紹介します。
賞味期限とは、「食品の封を開けずに適切な方法で保存した時に、品質が変わらないで美味しく食べられる」期限になります。
適切な方法で保存された蜂蜜(はちみつ)は、基本的に腐ることはないとされています。
只、日本の法律では食品を販売する時に賞味期限を記載することが決まっています。
蜂蜜(はちみつ)が入っているパッケージには、便宜上の賞味期限が記載されています。
蜂蜜の商品にもよりますが、通常の蜂蜜の賞味期限は2~3年になっていることが多いようです。
蜂蜜が腐ることはないですが、経年劣化をして蜂蜜の風味は徐々に落ちます。
美味しい蜂蜜を楽しむのであれば、開封後はなるべく早く使い切るのが適切です。
蜂蜜は非常に傷みにくい食品なので、パッケージに賞味期限が記載されていても消費期限が書かれていることはほとんどありません。
極端な話ですが、100年前の蜂蜜でも適切に保存されていれば食べることができると考えられています。
次に、蜂蜜(はちみつ)の開封後の保存方法、などの紹介をします。
蜂蜜(はちみつ)の開封後
蜂蜜が未開封の場合、適切に保存されていれば賞味期限はありません。
只、パッケージには便宜上の賞味期限が記載されています。
傷みにくい蜂蜜でも経年劣化して風味が落ちるのは避けられません。
蜂蜜(はちみつ)のパッケージの開封後は早めに食べた方が、美味しいさを楽しめます。
蜂蜜のパッケージ開封後の適切な保存方法は「常温保存」です。
直射日光が当たらない、湿気が無い風通しが良い冷暗所での「常温保存」をおススメします。
パッケージの蓋はシッカリ閉めて密封します。
蜂蜜はニオイを吸収します、蜂蜜容器のそばにはニオイが強いものは置かないでください。
蜂蜜はパッケージが未開封であっても、極端な低温や65℃度以上の高温下では、蜂蜜の成分が壊れます。
開封後に指やスプーンを直接瓶の中に入れて細菌が混入することもあります。
蜂蜜に水分などが混じると、稀に腐ったりカビが生えてしまうこともあります。
開封後に細菌やカビなどが入ると、傷みにくい蜂蜜でも変質して食べられなくなります。
食べる前に、味・匂い・見た目の変化を確認してください。
蜂蜜を保存していると「結晶化」も起きます。
「結晶化」すると、見た目や質感には変化がありますが腐っているわけではありません。
「結晶化」している蜂蜜でも、適切な方法で溶かせば美味しく食べられます。