きょうりはどんな料理であく抜きが必要?あく抜き方法は?

きゅうりのあく抜きをして美味しく食べませんか。

きゅうりは夏野菜です。

昔は新鮮なきゅうりを井戸水で冷やして、パリパリと食べていた思い出の中高年の人もいました。

現在は、ハウス物のきゅうりが出回るようになったので1年中食べられます。

きゅうりの季節感がなくなったのもチョット寂しいですね。

きゅうりは生野菜として美味しく食べられるので、サラダ・漬け物・酢の物にして食べられます。

栄養価に優れた野菜ではありませんが、手軽に使える便利な野菜として人気があります。

さっぱりした味とパリパリした歯ごたえがきゅうりの人気の秘密です。

スーパーや八百屋さんで選ぶときには、鮮度のいいものを選ばないときゅうりの美味しさを楽しめません。

きゅうりを選ぶときのポイントは形ではありません。

多少曲がっていても緑が濃く重みとハリがあるものを選びましょう。

ゴツゴツとしたイボがあって太さが均一で両端がかたいものが美味しいですね。

最近ではイボないタイプもあります。

イボがないタイプであれば重さとハリと両端がかたいものを選べばOKです。

きゅうりには、一般的な品種の他にも「四川きゅうり」・「ミニきゅうり」・「フリーダム」・「加賀太きゅうり」などもあります。

 

次に、きゅうりの栄養成分・効能やきゅうりのあく抜きについて紹介します。

 

きゅうりのあく抜き

 

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きゅうりの灰汁(あく)である蟻酸は、きゅうりの緑色の皮の下の維管束の中の液に集中してあります。

維管束の中の液を減らせば灰汁(あく)も少なくなります。

きゅうりのあく抜き方法は2つあります。

きゅうりの先端と実の切り口をこすり合わせる方法と、まな板の上で転がして塩でもむ方法です。

きゅうりの先端と実の切り口を約2分間こすり合わせれば、灰汁(あく)を含む液をかなり減らせます。

まな板の上で転がして、塩でもむ方法は「板ずり」といいます。「板ずり」をすることで、皮のすぐ下にある維管束を壊して灰汁(あく)を含む液を外に出します。

 

きゅうりの栄養・効能

 

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きゅうりの栄養成分は、カリウム・イソクエルシトリン・β-カロテン・ビタミンC・ビタミンK・食物繊維などです。

きゅうりに多く含まれているカリウムには利尿作用があります。

カリウムが、むくみの解消や体内の不要な塩分を排出するのに役立ちます。

血圧を正常に保つ作用・高血圧改善・腎臓病改善が期待されています。

きゅうりのぬか漬けや味噌漬けには、食欲増進だけでなく整腸作用があります。

胃炎などであれた粘膜にもやさしいきゅうりを食べませんか。

きゅうりの苦味のもとは、ククルビタシンという成分になります。

きゅうりの苦みはあく抜きで取り除けます。

美味しいきゅうりを健康に役立ててください。

3@きゅうりの外用薬としての効能

きゅうりのしぼり汁は、外用薬としても活用できます。

きゅうりを摺りおろしてしぼった汁は化粧水として利用できます。

化粧水としても使えるヘチマ水と同じように、きゅうりを化粧水として使えます。

きゅうりの化粧水は脂性の肌の方におススメします。

スライスしたきゅうりを10分ほど顔にのせて置く美容法もあります。

スライスきゅうりが肌をみずみずしくします。

日焼けのあとの肌には効果的です。

スライスきゅうりはまぶたの腫れ改善にも効果があります。

スライスきゅうりを、目の上にのせて置くと目を冷やして疲れを取ります。

スライスきゅうりは、軽いやけど・あせも改善にも効果があります。