白滝はどんな料理であく抜きが必要?あく抜き方法は?

白滝のあく抜きには、塩もみ方法・塩もみして茹でる方法・レンジで加熱する方法があります。

白滝は、低カロリーで食物繊維が豊富な健康食品として注目されています。

和食ブームの広がりとともに低カロリーの健康食品として欧米でも人気があります。

白滝は、こんにゃくと同じくコンニャクイモに含まれるコンニャクマンナンを凝固させたものです。

コンニャクマンナンを細い穴から押し出してから凝固させて作ります。

細い糸状のこんにゃくを「白滝(しらたき)」と呼びますが、関西では板こんにゃくを細く切って糸状にした物を糸こんにゃくと呼んでいました。

現在では、糸こんにゃくも細い穴を通す製法になったことから白滝と糸こんにゃくを区別する方法はなくなりました。

以上から、細い糸状のこんにゃくのことを関東地方では白滝(しらたき)・関西地方では糸こんにゃくと呼んでいようです。

白滝には独特の臭みがあるので、料理をする前には灰汁(あく)抜きなどの下処理をします。

 

次に、白滝のあく抜き・栄養・効能・保存方法などの紹介をします。

 

白滝のあく抜き

 

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白滝のあく抜き方法には、塩もみ方法・塩もみと茹でる方法・電子レンジで加熱する方法があります。

塩もみする白滝のあく抜き方法は、白滝を小さじ1杯の塩でモミモミして水で洗うだけです。

塩もみして茹でる方法は、塩を入れた沸騰したお湯に塩もみした白滝を入れて3~5分間茹でます。

電子レンジで加熱する方法は、白滝を水で軽く洗って水を入れた耐熱容器に入れて加熱します。

水に白滝を浸けてレンジで5分間加熱すればOKです。

 

白滝の栄養と効能

 

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白滝(しらたき)をあく抜きすれば美味しく食べられます。

白滝の96~97%は水分です。

白滝にはグルコマンナンやカルシウムが豊富に含まれています。

白滝1玉(200g)には約150mgのカルシウムが含まれています。

カルシウムが多く含まれている桜えび(690mg)・しらす干し(520mg)・牛乳(110mg)と比べても多く含まれていると感じられます。

白滝1玉200g当たりに含まれている食物繊維は5.8g程度です。

水溶性食物繊維のグルコマンナンには、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあります。

グルコマンナンには、コレステロールや血糖値の上昇を防ぐ効果も期待されます。

血糖値やコレステロールの上昇は生活習慣病のリスクを高めます。

生活習慣病とは心臓病・脳卒中・脂質異常症・高血圧・糖尿病・肥満などです。

 

白滝の保存方法

 

白滝は密封状態された製品であれば長期間保存できます。

密封された製品を開封すれば保存期間が落ちます。

開封した白滝は気温が低い冬季であれば常温保存ができます。

常温で保存するときには、直射日光が当たらない風通しの良い冷暗所にしてください。

開封した製品は保存期間が落ちるので冷蔵保存にしてください。

冷蔵保存では製品パックの水をつかいます。

製品パックの水を入れたタッパーに白滝をいれて蓋をして冷蔵庫で保存します。

白滝が入っていた製品パックの水を捨ててしまった時は普通の水を使います。

普通の水を入れたタッパーに白滝を浸けて冷蔵庫に入れます。

普通の水を使った場合は2~3日毎に水を交換してください。

白滝は冷凍すれば食感が変わるので注意してください。