クレソンの保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?
クレソンの保存方法を知っていると美味しい野菜を楽しめます。
オランダガラシ(和蘭芥子)は、フランス語でクレソンと言います。
クレソンは、水中または湿地に生育するアブラナ科の多年草です。
クレソンはヨーロッパ原産の植物です。
北アメリカ・南アメリカ・日本を含むアジア・オセアニアに分布している、繁殖力がある抽水植物・沈水植物になります。
クレソンの茎を切って水に入れておけば容易に発根します。
水耕栽培に向いている半水生なので、ベランダなどでプランターを使用して育てられます。
耐寒性が強く冷涼な気候の弱アルカリ性の水でよく生育します。
夏に水温が上がりすぎると一気に弱るので、ベランダで育てているときには温度管理が大切です。
日本の生産量NO1は山梨県です。
クレソンは他のアブラナ科植物と同じように、辛味成分のシニグリンを含んでいます。
抗菌性の物質のシニグリンは、ワサビやダイコンなどに含まれている辛味成分と同じです。
辛み成分のシニグリンには食欲増進効果があります。
クレソンは香味野菜としてサラダや肉料理の付け合せになどに使われています。
クレソンは、お浸し・ごま和え・漬物・味噌汁・天婦羅・鍋物など料理にも使われています。
次に、クレソンの常温・冷蔵・冷凍保存方法を紹介します。
クレソンの保存方法
クレソンの保存方法には常温保存・冷蔵保存・冷凍保存が考えられます。
クレソンを常温保存する時には、水を入れたコップに茎をさして保存すると長持ちします。
クレソンは冷涼な気候を好むので、夏季など気温が高い時期の常温保存はおススメできません。
涼しい時期であれば、直射日光を避けた風通しのよい冷暗所に水に茎を浸けた状態で保存できます。
水はこまめに取り換えることが大切です。
クレソンは香味野菜なので鮮度がポイントです。
購入や採取したらその日のうちに調理して食べるのが最もおいしく食べる方法です。
クレソンの冷蔵保存方法
クレソンの保存方法には冷蔵保存があります。
冷蔵保存する時には、冷蔵庫の野菜室をおススメします。
冷蔵庫に保存する時には、水を入れたコップに茎をさしてビニール袋をかぶせて保存します。
冷蔵庫での冷蔵保存でもコップの水はこまめに取り換えます。
葉には水をつけないことが大切です。
鮮度をキープするためには葉についた水はこまめに拭き取りましょう。
クレソンの冷凍保存方法
クレソンの保存方法では冷凍保存はおススメできません。
クレソンは香りを楽しむ香味野菜です。
冷凍保存すれば香味野菜のメリットは失われてしまいます。
クレソンの保存方法では、冬季や涼しい春季・秋季であれば冷暗所での常温保存
・夏季であれば冷蔵庫での冷蔵保存が適切です。